『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド 』(DU BOOKS)発売記念!Lightmellowbuがセレクトしたアイテムをご紹介!
おもに90年代のCDから隠れ名盤を紹介した画期的な1冊『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』(DU BOOKS)が1/17に刊行!現在タワレコでCD購入できるオススメをガイドで読めるユニークなレヴューの中から一部を引用して、ご紹介!ガイドに掲載されているCDを所有している方も、その価値を再認識できるこのディスクガイドを、ぜひご覧いただきたい!
ネットでも聴けない、隠れた名盤・奇盤512枚!!
lightmellowbu『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド J-POP、ドラマサントラ、アニメ・声優…"CDでしか聴けない"シティポップの世界!』
(DU BOOKS)
サブスクの上陸により、ディガーたちの自我が崩壊したテン年代末。誰もかえりみることのない、街道沿いブックオフのCD棚から、累計10万時間以上を費やして提示した、来るべき2020年代の究極のディスクガイド。 シティポップ・リヴァイヴァル~ ヴェイパーウェイヴ以降の視点をもとに、おもに90年代のCDから隠れ名盤を紹介した画期的な1冊がついに刊行!
掲載中のアイテムの一部をご紹介!
松任谷由実『LOVE WARS』
シティポップの当たり年89年にリリースされた良作。
「②を始め⑤や⑨はミッドテンポの良質なファンクブギーだ」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
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松本伊代『Private File +6』
伊代の成熟しつつある10作目。
「小西康陽らしいボッサ⑤、イントロの鳴りが美しい新川博アレンジの⑥等、表情豊かな楽曲が並ぶ。」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
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沢田研二『Beautiful World』
ジュリー唯一のライト・メロウ盤!
「モダンかつリラキシンな名曲が満載。これが気に入った方、86年から88年の「CO-CoLO」諸作も地味めな各曲の合間にNY録音のデジタルミディアムファンクが隠れていてオススメ。」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
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SMAP『SMAP 006』
楽曲提供者のショウケース的名盤。
「SMAPのアルバムは90年代のシティポップを語る上では外せない。」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
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SMAP『Fly/End of Time』
シングルで入手するしかない名曲。カップリング曲②は90年代和物レアグルーヴバンドとして名高いPlatinum 900のメンバーが担当している。
「内容は流石に折り紙付きで、抜群にスムースなメロウソウル。」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
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岩崎宏美『FULL CIRCLE (+3)<タワーレコード限定/完全生産限定盤> 』
待望のLA録音!
「とにかく様々な音色のエレピが堪能できる内容。90年代のロバータ・フラックが好きなら間違いなく気に入るはず。」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
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ブラック・ビスケッツ『LIFE』
天野ひろゆきの美声にも注目!
「林田健司/中西圭三は神がかり的で、今なお色褪せないポップR&Bの金字塔を打ち立てた。」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
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BOO『post soulman [CCCD]』
00年代初頭ならではの空気感。
「ソウルのツボを知り尽くしたプロデューサーMUROと中島美嘉「雪の花」で知られる松本良喜の豪華なコラボレーションによる楽曲がどれも素晴らしい。」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
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藤井隆『オール バイ マイセルフ』
地味ながら珠玉の2枚目。
「決して売れ線とは言えない文学的なポップミュージックは、時としてメロウな一面を覗かせる。」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
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松浦亜弥『Naked Songs [CD+DVD]<完全生産限定盤> 』
ハロプロ関連作では最もシティポップ度数が高い!
「提供曲①②のクレジットに気になる名前がある。AORファンにはお馴染みのジャズ鍵盤奏者ベン・シドランとレオ・シドランだ。」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
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伊東たけし『ヴィジョンズ<限定廉価盤>』
Roland D-50の音色も堪能できる1枚。
「シンセサイザーやプログラミングによる演奏など、生楽器による生演奏とテクノロジーの上質な融合が成されているのも特徴的」
(『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』より)
レビュー執筆者
lightmellowbu(らいとめろうぶ)
休日はいつもブックオフの安売りコーナーを漁っているシティポップ好きのディガー集団。いわゆる「ポストインターネット」世代のメンバーが軸となり2018年5月に発足。音楽評論家・金澤寿和氏提唱による概念「ライトメロウ」へリスペクトを奉じつつ、既存のシティポップ観に捉われることのない柔軟なリスニングセンスと嗅覚で、これまで光の当たることの少なかった80年代後半から2000年代半ばにかけて制作され、今では歴史の側溝に埋もれてしまった<知られざる>ライトメロウ盤を掘り起こし、現在の観点から音楽的評価を加えんとする、いわば新しい時代の<シティポップ・パルチザン>。共同ブログでのレビュー掲載やジンの刊行などを中心に活動するかたわら、各bu員様々なDJイベントやトークショーに参加するなど、「無理なく 」活動中。
共同ブログ:http://lightmellowbu.blog.fc2.com/
2月22日(土)と23日にイベントもやります!
https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/24083
タグ : シティ・ポップ
掲載: 2020年01月23日 13:30