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〈おうち時間〉カンヌ国際映画祭で『パルム・ドール』に輝いた作品を観よう

タグ : おうち時間

掲載: 2020年05月15日 18:30

フランス南部コート・ダジュール沿いの都市カンヌで、毎年5月に開催される映画祭で、ヴェネツィア国際映画祭、ベルリン国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつ。こちらではパルム・ドールを受賞した、現在入手可能なタイトルをピックアップ。

今回はここ約10年の受賞作品をレコメン。(随時受賞作品は追加中)おうち時間に、一家に1枚あってもよい名作をどうぞ。

限定盤をお取り寄せになった場合など、メーカーの在庫状況によっては入荷できない場合がございます。あらかじめご了承ください。

2019年度受賞

『パラサイト 半地下の家族』
ポン・ジュノ(監督)、ソン・ガンホ(主演)


全員失業中の一家が目指す、高台の豪邸。最高の就職(パラサイト)先には、誰も知らない秘密があった――。仕事も計画性もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続ける息子ギウ。美大を目指すが予備校に通うお金もない娘ギジョン。しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、"半地下住宅"で暮らす貧しい4人家族だ。「僕の代わりに家庭教師をしないか?」ギウはある時、エリート大学生の友人からアルバイトを頼まれる。そして向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった。パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…。"半地下"で暮らすキム一家と、"高台の豪邸"で暮らすパク一家。相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく――。


『パラサイト 半地下の家族』特集ページはこちら


2018年度受賞

『万引き家族』
是枝裕和(監督)、リリー・フランキー(主演)


高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活品は、万引きで賄っていた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。


2017年度受賞

『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
リューベン・オストルンド(監督)、\クレス・バング(主演)


クリスティアンは現代美術館のキュレーター。洗練されたファッションに身を包み、バツイチだが2人の愛すべき娘を持ち、そのキャリアは順風満帆のように見えた。彼は次の展覧会で「ザ・スクエア」という地面に正方形を描いた作品を展示すると発表する。その中では「すべての人が平等の権利を持ち、公平に扱われる」という「思いやりの聖域」をテーマにした参加型アートで、現代社会に蔓延るエゴイズムや貧富の格差に一石を投じる狙いがあった。ある日、携帯と財布を盗まれてしまったクリスティアンは、GPS機能を使って犯人の住むマンションを突き止めると、全戸に脅迫めいたビラを配って犯人を炙り出そうとする。その甲斐あって、数日経つと無事に盗まれた物は手元に戻ってきた。彼は深く安堵する。一方、やり手のPR会社は、お披露目間近の「ザ・スクエア」について、画期的なプロモーションを持ちかける。それは、作品のコンセプトと真逆のメッセージを流し、わざと炎上させて、情報を拡散させるという手法だった。その目論見は見事に成功するが、世間の怒りはクリスティアンの予想をはるかに超え、皮肉な事に「ザ・スクエア」は彼の社会的地位を脅かす存在となっていく……。


2016年度受賞

『わたしは、ダニエル・ブレイク』
ケン・ローチ(監督)、デイヴ・ジョーンズ(主演)


イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく。


2015年度受賞

『ディーパンの闘い』
ジャック・オディアール(監督・脚本)、アントニーターサン・ジェスターサン(主演)


内戦下のスリランカを逃れ、フランスに入国するため、赤の他人の女と少女とともに"家族"を装う元兵士ディーパン。辛うじて難民審査を通り抜けた3人は、パリ郊外の集合団地の一室に腰を落ち着け、ディーパンは団地の管理人の職を手にする。日の差すうちは外で家族を装い、ひとつ屋根の下では他人に戻る日々。彼らがささやかな幸せに手を伸ばした矢先、新たな暴力が襲いかかる。戦いを捨てたディーパンだったが、愛のため、家族のために闘いの階段を昇ってゆく──。


2014年度受賞

『雪の轍』
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(監督・脚本)、ハルク・ビルギネル(主演)


カッパドキアで洞窟ホテルのオーナーとして裕福に暮らす元舞台俳優のアイドゥン。しかし、若く美しい妻との関係はうまくいかず、離婚して戻ってきた妹ともぎくしゃくしている。さらに家を貸していた一家からは家賃を滞納された挙句に思わぬ恨みを買ってしまう。何もかもがうまくいかないまま、やがて季節は冬になり、降りしきる雪がホテルを覆い尽くす。客もいなくなり、閉じ込められた彼らは、互いに鬱屈した心の内をさらけ出していく。しかし、会話を重ねるたびに、すれ違っていく彼らの心。やがて、アイドゥンはある決意をする。果たして、彼らに春は訪れるのだろうか―。


2013年度受賞

『アデル、ブルーは熱い色』
アブデラティフ・ケシシュ(監督・脚本)、アデル・エグザルコプロス(主演)


高校生のアデルは、交差点ですれ違ったブルーの髪の女性エマと視線を交わした瞬間、心を奪われた。偶然にもバーで再会を果たし、知的でミステリアスなエマにますます魅了されていく。週末、ふたりきりでデートに出かけ、見つめ合い、キスを交わし、そして互いを求めあった。初めて知る愛の歓び。情熱と刺激に包まれた運命的な愛に、アデルは身も心ものめりこんでいく...。


2012年度受賞

『愛、アムール』
ミヒャエル・ハネケ(監督・脚本)、ジャン=ルイ・トランティニャン(主演)、エマニュエル・リヴァ(主演)


パリ都心部の風格あるアパルトマンに暮らす音楽家の老夫妻。満ち足りた夫婦の日々は、ある日妻の発病で突如暗転する。「二度と病院に戻さないで」妻の切なる願いを聞き入れ、夫は自宅でともに暮らすことを決意。不自由な体に苦悩しながらも、誇りを失わず、これまで通りの暮らしを毅然と貫くアンヌ。それを支えるジョルジュ。しかし、アンヌの病状は確実に悪化し心身は徐々に常の状態から遠ざかっていった。現実との狭間で次第に二人は家族からも世の中からも孤立していく。ふたりきりになったジョルジュとアンヌ。ある日、夫はうつろな意識の妻に向かって、懐かしい日々の思い出を語り出す――。


2011年度受賞

『ツリー・オブ・ライフ』
テレンス・マリック(監督・脚本)、ブラッド・ピット(主演)


1950年代半ばの中央テキサスの小さい田舎街。幸せな結婚生活を送るオブライエン夫妻と彼らの子供である3人の兄弟。父は、成功するためには「力」が必要だと考えている厳格な男。母は、自然を愛で慈愛に満ちた心で子どもたちを包み込む優しい女。11歳に成長した長男ジャックの心は、そんな両親の狭間で常に葛藤していた。大人になって成功したジャックは深い喪失感の中、自分の人生や生き方の根源となった、テキサスの小さな街で家族とともに過ごした少年時代に想いを馳せ、自らの生き方を振り返る。


 



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