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私の「ワールド“ギター”ミュージック」(新宿店)

タグ : タワレコ名盤セレクション

掲載: 2020年06月17日 14:58

ジャンルを問わず音楽ファンなら一度は魅了されるギターの世界。一般の音楽雑誌やギター雑誌を見てもHR/HM以外は英米以外の国のギターリストの作品を取り上げていることは少なく正直ワールドミュージックのギターリストは未知の世界という方も多いのではないでしょうか。ここではギターという楽器を通じてワールドミュージックをご紹介します。フラメンコ関連が多くはなりますがその他の国も含めて魅力的なアーティスト多数。是非ここに紹介した作品含めて動画サイトなどで彼らのパフォーマンスもチェックしてみてください。あなたの音楽志向の幅を広げるお役にたてれば幸いです。

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新宿店/熊谷
基本メタル&プログレが主食ですが副菜としてJAZZ、ワールド、クラシックも食べている雑食系バイヤー。

Baden Powell『孤独 <期間生産限定スペシャルプライス盤>(LTD)』

ブラジルは欧米シーンに全く見劣りしない音楽ファンにとって宝物が沢山眠っている国ですが、彼の地の代表的なギターリストとして必ず名前が挙がるのがバーデン・パウエル。「悲しみのサンバ」をヒットさせアントニオ・カルロス・ジョビンを始め多くのボサノヴァアーティストと交流しブラジル音楽界の地位を確立させます。本作は71年にドイツで録音。「いそしぎ」の目が覚めるようなガット弦の響きや自然豊かなブラジルの情景を思い起こさせるような「ブラジリアーナ」エバーハルト・ウェーバーのベースとの絡みが印象的な「バサンバ」などで聴き手のイマジネーションを想起させる説得力のある響きはそうそういません。


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Al Di Meola/John McLaughlin/Paco De Lucia『フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ! <期間生産限定スペシャルプライス盤>(LTD)』

タワレコではJAZZで分類される本作は20世紀ギター史に残るライブ盤。チック・コリアのRTFに参加していたアル・ディ・メオラが自身のソロ「エレガント・ジプシー」収録の「地中海の舞踏」でパコ・デ・ルシアと共演。このセッションの発展形でジョン・マクラフリンを加えたスーパーギター・トリオを結成し本作を世に出します。いきなり冒頭の「地中海の舞踏 / 広い河」でのディ・メオラとパコの圧倒的な速弾きによる応酬と放射される爆発的な熱量に圧倒さること間違いなし。スティール弦の他の2名と違いガット弦のパコのトーンは繰り出される音数の多さの中でも一聴して彼のものだと分かりギターファンなら心奪われること間違いなし。スピーカーの前で聴いてるとは思えない臨場感でまるで目の前でギターバトルを見ている感覚は何度聴いても最高の一言。


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Toninho Horta『トニーニョ・オルタ <期間限定盤>(LTD)』

ブラジル音楽の至宝トニーニョ・オルタの代表作。トニーニョ・オルタはどの作品も一聴に値する素晴らしい作品だらけでブラジル音楽を語る上で欠かせないアーティストだけに本作もギターという枠を飛び越えて聴かれるべき名作です。淡い木漏れ日を思わせる色彩感覚に独特の浮遊感のあるPOP感覚。オーガニックなアコギと透明感のあるエレキギターの音色は本作にゲスト参加しているパット・メセニーが影響を受けたと公言していることも納得する素晴らしさ。冒頭の「アキ・オー!」が特に有名ですがJAZZの影響を受けつつもミナス・サウンドを体現したような全曲が傾聴すべきクオリティです。


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Chico Pinheiro『ゼアズ・ア・ストーム・インサイド』

ブラジルが誇る若き天才ヴォーカリスト&ギターリスト、シコ・ピニェイロがJAZZ界の大御所ダイアン・リーヴス、ボブ・ミンツァーを招いて作り上げたボッサ・ジャズアルバム。コットンクラブやブルーノートでの来日公演で既に多くのファンを獲得しているシコだが未聴の方は是非本作をオススメ。POPで縦ノリのリズムが心地よいボッサ・ジャズに曲の雰囲気を邪魔せずにさりげなく披露されるテクニカルなアコギソロ。バッキングもピッキングを強めにしながらボーカルの裏で複雑なラインを奏でるなどウットリする雰囲気とは裏腹に全く気の抜けないプレイを繰り広げてくれています。


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Quique Sinesi『ダンサ・シン・フィン』

2005年のラテン・グラミー賞の栄誉にも輝いたアルゼンチンを代表するギターリスト、キケ・シネシが2011年にリリースしたアルバム。流れるようなアルペジオの上を歌心ある旋律が心地よく流れていきます。アルゼンチンですからもちろんタンゴなどの影響が見え隠れする所もありますが「動」よりは「静」に重きを置いた構成で聴き手を安らかな気持ちに誘ってくれます。「さあ、音楽を聴こう」と身構えるのではなくまるで部屋に置いてあったギターを手に取りつま弾くような感覚。インパクトばかり重要視されてしまう現代において常に身近にあってほしい音楽の良さが身に染みるアルバムです。


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Marcel Powell『熱情のギター(+2)』

バーデン・パウエルの息子で幼少のころから父親からギターの手ほどきを受けてきたマルセル・パウエル2013年リリースの作品。父の情景を思わせる流れるようなギターとは違いパッカーシブで情熱的で力強い音は現代的なラテンの香りともいえばよいでしょうか。「未知との遭遇の日」「目には目を / 天才たちの不調和」はベース&ドラムと三位一体でリズミカルな演奏。「リオの哀歌」では南米的なメランコリックが印象的なナンバー。テクニカルな「咽び泣くギター」など聴き所多数。フラメンコとは違うサンバに根差した熱気が心地よいアルバムです。


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Vahagni (Vahagn Turgutyan)『イマジンド・フリークエンシーズ』

現代フラメンコギターの体現者バハグニの2015年リリース作品。アルメニア系の家庭で生まれLAで育った彼は10代でフラメンコに目覚めスペインに渡りフラメンコの伝統を身に着けていく。もちろんそれだけでは飽き足らずJAZZや現代音楽を吸収し作品ごとに様々なパーカッショニストと共演を繰り広げています。本作はティグラン・ハマシアン(ピアノ)とフラメンコ界の実力派歌手ブイカを招き一筋縄ではいかないスパニッシュ&アルメニアンワールドを繰り広げています。フレージングは時にプログレッシブな感覚に陥り90年代以降のエレクトロニカを好んで聴く人の感性に以外にもフィットするかもしれませんね。


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Paco De Lucia『パコ・デ・ルシア~ベスト・セレクション(SHM-CD)』

フラメンコギターの革命児、パコ・デ・ルシア。もしパコの名前を知らなかった方は今回を機に是非覚えておいてください。アンダルシア出身である伝統的なフラメンコの世界に圧倒的なテクニックと感性を持ち込み地元スペインはもちろんのことROCK/JAZZの世界にも多大な影響を与えたレジェンドです。本作には収録されていませんが「二筋の川」の映像は是非チェックを。ギターを弾く方ならガット弦をフィンガーピッキングで速弾きで一気に弾き切るテクニックはもちろんのことフィンガリングの巧みさに釘付けになります。伝統的な曲もフレージングとタイム感覚の妙で退屈とは無縁のスリリングさを味わえます。フラメンコ聴くならまずパコを。


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Carlos Moscardini『マノス(RM/PS)』

アルゼンチンのブエノスアイレス出身カルロス・モスカルディーニが2015年にリリースした1枚。過去に発表してきた曲のリマスタリングと新録、新曲から構成されておりピアノとの二重奏曲や弦楽四重奏曲との共演を聴かせてくれるインストアルバム。アルゼンチンのギターリストは南米ながら熱情よりも優美で静謐な世界観を身上とする人が多いのですが本作でもその世界観を味わうことが出来ます。ブラジル音楽が昼間の陽光を思わせるサウンドとすれば曇り空のヒンヤリした空気と草の香りを感じさせる陰性の音楽。POPSともJAZZとも違うオーガーニックな質感を是非体感してみてください。


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Rodrigo Y Gabriela『激情ギターラ!(10周年記念盤) <完全生産限定盤> [2Blu-spec CD2+DVD](+2/LTD)』

ジャケを見た瞬間に「懐かしいな~」と思った方は普段からアンテナをビンビンに立ててチェックをされている方だと思います。2006年に輸入盤がタワレコ全店で大ヒットし突如としてフラメンコギターブームを巻き起こした男女ギターデュオ、ロドリゴ・イ・ガブリエラ。フラメンコスタイルながらロックフィーリング溢れる展開でワールドミュージックに親しんでいない方でもすんなりその世界観に引き込まれていきます。またLed Zeppelinの「天国の階段」のカヴァーも収録。歯切れのよい「タマクン」助走から弾ける疾走感が快感な「ディアブロ・ロホ」などなど全曲必聴。


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