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sings RNB part II

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2013年10月16日 18:01

更新: 2013年10月16日 18:01

ソース: bounce 359号(2013年9月25日発行)

文/轟ひろみ



sings RNB part II



収穫の季節がやってきた! 多様性と独自性を各々が磨き上げて、さまざまなスタイルとアティテュードがそれぞれに素敵な歌声を届けてくれましたよ!!



いろいろなものにうっかり目を通してしまうと、R&Bブームが凄いことになっているようです!と思ったら、どうやらそれはいわゆる最先端のインディー・リスナーたちによる提案ということのようで、インディーR&B、チル&B、オルトR&B、エーテルR&Bなど、なかなかおもしろい言葉がいろいろ生まれてきているようです(そうなってくると、少し前に使われていた意味での〈インディーR&B〉とか〈インディー・ソウル〉という言葉をどのように使っていいものかと考えたり面倒くさいのですが)。

もちろん言葉の使われ方や許容範囲がどのように変わっていこうと構わないものですし、仮に構ったとしてもそれは止め処ないものでしょう。ただ、わざわざそういった新しいムーヴメントを持ち上げたいがためだけに、〈メジャー系〜メインストリーム系のR&Bはマッチョで拝金主義で華美で下世話なもの〉とよく知らないものを勝手にステレオタイプ化することで論を進めようとするのはいただけないと思ってしまいますが……。

なぜなら、一方ではここ1〜2年で〈いわゆるR&B〉もまた良い感じを取り戻しているわけで、その動きそのものはここで便宜上言うところの〈新しいR&B〉の動きとも特に断絶されているとは感じませんし、そもそも昔から主流があれば傍流が存在するのは常なわけですから、いずれにせよR&BもR&Bじゃないものも含めていろんなR&Bが盛り上がってきているのであれば、そこは同じように良し悪しや好き嫌いで楽しんだり楽しめなかったりしたいですね、ということです。で、こんな間に合わせの序文とは関係なく、ここに紹介しているR&B作品たちがどちらサイドからの偏見もなく普通に楽しんでいただきたいんです。いまやウィークエンドもTGTもどっちもメインストリームの音なのですから。


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