こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

特集

Pay money To my Pain

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2013年10月30日 18:01

更新: 2013年10月30日 18:01

ソース: bounce 360号(2013年10月25日発行)

文/加藤直子



PTP_A



〈gene〉=遺伝子。Kが遺したピースを、バンドのメンバーはもちろん、彼の遺志を胸に刻んだ盟友たちが形にしてPay money To my Painのニュー・アルバム『gene』は完成した。生前に録音済みだった楽曲に加え、KYONO(WAG DUG FUTURISTIC UNITY)、JESSE(RIZE)、Taka(ONE OK ROCK)、Masato(coldrain)&葉月(lynch.)、Koie & Teru(Crossfaith)がそれぞれヴォーカルを担ったナンバーから成る全12曲。どれも実にPTPらしい、底から湧き上がるエモーションを激しく美しく音像化したもので、混沌とした曲調から、聴き進めるにつれて洗練を極めたスロウへと展開する構成も素晴らしい。しかし、本当にヘンな意味ではなく、どの曲も、何度聴いてもKが歌っているように聴こえるのだ……。参加陣はゲスト・ヴォーカルというより〈代弁者〉だと思えば、そう聴こえて当然……かもしれない。ただ、11曲目の“VOICE”だけは違う。Takaが語りかけるように紡ぐそれは、彼が代弁する、いまを生きるみんなから天国へのラヴレターと言えよう。それまでの10曲を聴けば、よりその意味がわかるはずだ。そしてKが最後に声を吹き込んだ“RAIN”で、本作は幕を閉じる。



インタビュー