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特集

around & over――EDMとその周辺、2013年のあれこれ(1)

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2014年01月22日 18:01

更新: 2014年01月22日 18:01

ソース: bounce 362号(2013年12月25日発行)

ディスクガイド/青木正之、狛犬、出嶌孝次



EDMとその周辺、2013年のあれこれ



PORTER ROBINSON 『Porter Robinson EP -Japan Limited Edition』 KSR(2013)

EDM界の貴公子が放ったヒット作をタワレコ独占CD化。全英9位の“Language”、マット・ゾーとの“Easy”他、EDMクラシックをきっちり収録。〈フジロック〉出演やageHaでヘッドライナー・パーティーを行うなど日本での足場固めもバッチリだった。*青木

 

MAT ZO 『Damage Control』 Anjunabeats(2013)

アバヴ&ビヨンのが送り出した期待株で、MRSA名義でドラムンベースもやるUK男の初作。得意のエレクトロ幻夢ハウスから、チャックDの声ネタにブチ上がる“Pyramid Scheme”、レゲエ使いのロウなダブステップ“Caller ID”まで多彩なのがいい。“Easy”を2ステップ風にした“EZ”も。*出嶌

 

MADEON 『Japan Only EP』 ソニー(2013)

39曲のポップソングをマッシュアップした“Pop Culture”で一躍時の人となった天才、マデオンの初CD作品はタワレコ限定で実現したこのEP。ゼッドやポーターをフレンチ・エレクトロで加工したファンキーEDMは彼ならでは。その2人に負けずメロディーセンスも絶品だ。*青木

 

MODESTEP 『Evolution Theory』 Polydor(2013)

イマドキのUKミクスチャー・バンドは、ロックの相棒にダブステップをチョイスし、ビキビキ、ビョンビョン喧しく唸るシンセと轟音ベースラインで2013年を駆け抜けた。ペンデュラムが事実上解散している現在、その後釜に収まるのは彼らだと確信させてくれた。*青木

 

ALEX GAUDINO 『Doctor Love』 Manhattan/LEXINGTON(2013)

EDMブームの功績は、ユーロ各地の古株ハウサーにポップなスポットを当て直したことにもある。イタリアの重鎮はゲッタに倣ってUSソングスターらと手を結び、2度目の全英ブレイクを謳歌。本国ではユニバーサルから、北米ではウルトラからというリリース元からも好況ぶりは伝わるか。*出嶌

 

FLUX PAVILION 『Blow The Roof』 Big Beat/Atlantic/ワーナー(2013)

ドクターP、スワン・Eと共にサーカスを主宰する、UKの気鋭プロデューサーによる日本独自企画のフィジカル作。キャッチーなメロディーと煌びやかなウワ音でポップ・サイドからアプローチしたダブステップが新鮮だ。ただし、ベースはヘヴィーなのでご注意を! *青木

 

HAVANA BROWN 『Flashing Lights』 Island Australia(2013)

アーバン方向からEDMスタイルを突き詰めたDJは数多いが、オーストラリア出身の彼女もその一人。のみならず、シンガーとしてマイクも握り、本作でアルバム・デビューまで飾ってしまうとは。リアーナ以降のポップ・ミクスチャーをダンスフロア直送の熱さで届けるスタンスが頼もしい! *出嶌

 

THE BLOODY BEETROOTS 『Hide』 DimMak/Ultra(2013)

これまでの男臭い攻撃的なキャラに、キラキラとラメを散りばめたEDMライクな華やかさを纏って帰還したイタリアのエレクトロ・パンク野郎。ポール・マッカートニーにピーター・フランプトンと、大御所たちまで無邪気に巻き込んでしまう無謀さがアホで最高だった。*青木

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