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特集

DISCOGRAPHIC GEORGE DUKE(1)――ジョージ・デュークを知るための14枚

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2014年03月12日 18:01

更新: 2014年03月12日 18:01

ソース: bounce 364号(2014年2月25日発行)

文/林 剛、出嶌孝次



GEORGE DUKE 『Keyboard Giant』 Universal

MPS時代のアルバムはリイシュー状態が安定しないので、73〜76年の流れはこの編集盤で辿るのがまずは便利。プログレッシヴなプレイや熱気迸るラテン、ニュー・ソウルっぽい歌モノ、ブラジル音楽への憧憬など、後にすっきり束ねられる諸要素の萌芽もあちこちに。*出嶌

 

GEORGE DUKE 『From Me To You』 Epic/ソニー(1977)

MPS時代の実験的要素を昇華させてプログレッシヴな鍵盤奏者として多様性を見せつつヴォーカルも強化……とはエピック時代を通して同様のことが言えるが、これがその第1弾だ。“You And Me”ではデビュー直後の従妹ダイアン・リーヴスがクールに熱唱。*林

 

GEORGE DUKE 『Reach For It』 Epic/ソニー(1977)

フローラ・プリムとジーン・カーンが変名で声を交えたPファンク調の表題曲がヒットし、クリエイターとしての高みに到達。ブラジル音楽への憧憬を顕わにしたラテン・スタイルの高速フュージョンを奏でながらソウル/ファンクの世界に遠慮なく踏み込んでいく。*林

 

GEORGE DUKE 『Don't Let Go』 Epic/ソニー(1978)

パーラメント風のヘヴィー・ファンク“Dukey Stick”を収録しているように、前作を踏襲。ただし、パーカッションでも参戦したシーラ・エスコヴェード、ジョシー・ジェイムズを含むヴォーカル陣の充実でアップもスロウも華やか。AORへの歩み寄りも垣間見える。*林

 

GEORGE DUKE 『Follow The Rainbow』 Epic/ソニー(1979)

幕開けはダンサブルなディスコ・チューン。完全にソウル/ファンクに傾いた内容で、ブラジリアンな曲も含めてアース・ウィンド&ファイアからの影響が強い。“Say That You Will”はモダン・ソウル文脈で人気。愛妻に捧げた“Corine”ではロイ・エアーズを意識? *林

 

GEORGE DUKE 『A Brazilian Love Affair』 Epic/ソニー(1980)

フローラ・プリムやアイアート・モレイラ、ミルトン・ナシメントらを集めてリオデジャネイロで録音を行い、自身のブラジル音楽趣味を追求。洒脱でメロウなブラジリアン・フュージョンを展開する仕上がりは、まるで〈ブリーズが心の中を通り抜ける〉かのよう。*林

 

GEORGE DUKE 『Master Of The Game』 Epic/ソニー(1979)

『Follow The Rainbow』の続編的な内容。当時は日本未発売だったが、リン・デイヴィスが歌うガラージ人気の“I Want You For Myself”、ダフト・パンクが引用した“I Love You More”、ローライダー御用達のインスト“Dog-Man”など、いまとなっては話題満載の一枚だ。*林

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