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耳で聴いたピープル・トゥリー(2)――ボーイ・ジョージをめぐる音楽の果実は、ここに一本のトゥリーを生んだ

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2014年03月26日 17:59

更新: 2014年03月26日 17:59

ソース: bounce 365号(2014年3月25日発行)

文/北爪啓之、山西絵美



Leah Dizon 『Destiny Line』 ビクター(2007)

中田ヤスタカによる“恋しよう♪”のリミックスなど、80sモードがチラホラ現れる歌手デビュー作。ここではカルチャー・クラブ“Time(Clock Of The Heart)”を、ソウルフルな女性コーラスを従えている部分も含め、ストレートにカヴァーしています。不安定なリアの歌声が原曲の切なさを助長していてイイ! *山西

 

BODY PARTS 『Fire Dream』 Father(2013)

ロンドンのクラブを発火点にカルチャー・クラブ“White Boy”など数々のキラー曲を生むも、わずか数年で廃れたファンカラティーナ・ブーム。しかし現代にそれを継承するユニットが、LAインディー・ダンス界のわりと真ん中にいましたよ! 嘘だと思うなら本作収録曲“Unavoidable Things”を聴いてみて! *山西

 

LANA DEL REY 『Born To Die』 Stranger/Interscope(2012)

2012年にカヴァー集を出す予定だったジョージは、その先行シングルとして本作収録の“Video Games”をスライド・ギター中心の極シンプルなアレンジで披露。併せてXXのナンバーなどをすでに録音したことも発表し、トレンド・ウォッチャーぶりを見せつけたのでした。いまの追い風に乗ってぜひ蔵出しを! *山西

 

THEME PARK 『Theme Park』 Transgressive(2013)

本作にも関与したフレンドリー・ファイヤーズを筆頭とするダンス・ロック一派のなかで、抜群の大衆性を誇るロンドン生まれのこのバンド。ジャマイカ系の双子を中心とした人種混合な編成を抜きにしても、随所で顔を出す都会っ子丸出しの似非トロピカル感はとってもカルチャー・クラブ的です。*山西

 

T.REX 『The Slider』 EMI/Edsel(1972)

『This Is What I Do』で聴けるタイトルも直球な“My Star”は、デヴィッド・ボウイと並ぶジョージのヒーロー、T・レックスのマーク・ボランに捧げられたナンバーだ。煌びやかなグラム・スターへの憧憬がいまなお継続していることに、ジョージの熱くピュアな思いが窺えてグッときてしてしまう。*北爪

 

FAITHLESS 『Sunday 8PM』 Cheeky(1998)

デビュー作『Reverence』(96年)とそのツアーに伴う狂乱を経て、劇的に変化した自分たちの環境を見つめ直し、グッとテンポを落としながら内省的に深化した2作目。叙情味溢れるトラックの上にジョージがうつろなヴォーカルを乗せた“Why Go?”は、そんな本作の鍵を握る重要曲だと思います。*山西

 

LADY GAGA 『Artpop』 Streamline/Interscope(2013)

全身でアートを表現するジョージに対し、折に触れて敬意を表してきたガガ。一方、彼女にベタ褒めコメントを寄せるなどジョージもまんざらではない様子です。「チャートを賑わす人たちと無理して競う必要はない」と話す彼ですが、バンドの復帰作ではコラボ話も持ち上がり……さてどうなる? *山西

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