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第15回手塚治虫文化賞、受賞作決定!大賞は『JIN-仁-』『竹光侍』

朝日新聞社が主催する、第15回手塚治虫文化賞の「マンガ大賞」受賞作が決定!

2010年に発売されたマンガ単行本を対象に、専門家や書店から候補作品を募り、漫画評論家や作家など8人の選考委員の投票で上位8作品がノミネート。
さらに選考を重ね、村上もとか『JIN-仁-』と、永福一成原作・松本大洋『竹光侍』の2作品がマンガ大賞に選ばれた。
また斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる新生賞は『鋼の錬金術師』の荒川弘、短編賞は『パパはなんだかわからない』などで知られる山科けいすけが受賞した。

手塚治虫文化賞とは・・・日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、手塚氏の志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設。
年間を通じて最も優れた作品に贈られる 「マンガ大賞」の他に 、斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる 「新生賞」 、短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者に贈られる「短編賞」 、マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる「特別賞」がある。

▼第14回(2010年)受賞作品

・マンガ大賞
『JIN―仁―』  村上もとか 既刊20巻(最新巻=2011年2月発売)

【作品紹介】
幕末にタイムスリップした、現代の脳外科医・南方仁。外科手術やコレラ大流行に立ち向かい、その現代的医術は当時の江戸の人々を驚嘆させる! 勝海舟、坂本龍馬など、時代の風雲児とともに活躍する激動歴史医療ロマン!!

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・マンガ大賞
『竹光侍』 松本大洋 作・永福一成 全8巻(完結巻=2010年4月発売)

【作品紹介】
江戸のかたぎ長屋に住みついた浪人、瀬能宗一郎。剣の腕は立つが素頓狂。何を起こすか、起こさぬか…!? 盟友・永福一成の原作を得て、松本大洋が新たなスタイルで江戸を描く!!

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・新生賞
『鋼の錬金術師』  荒川弘 全27巻(完結巻=2010年11月発売)

【作品紹介】
触れてはならないものがある。  
神の造りし人間が禁忌の扉を開く時、その向こうに待つものは・・・!?大人気ファンタジーコミック、堂々の第一巻ついに発売!

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・短編賞
山科けいすけ氏
『C級さらりーまん講座』(小学館)『パパはなんだかわからない』(週刊朝日連載)などサラリーマンを描いた一連の作品に対して

 

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▼第14回(2010年)受賞作品

 

・マンガ大賞
『へうげもの』 山田芳裕氏

【作品紹介】
あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。そしてまたあるときは物欲の権化。戦国〜慶長年間を生き抜いた異才・古田織部。甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc. お洒落でオタクなこの男こそ、日本人のライフスタイルを決めちゃった大先輩だ!!

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・新生賞
『虫と歌』 市川春子氏
命のふれあいとはかなさを描いた清新な表現に対して

【作品紹介】
自分の指から生まれた妹への感情を綴る『星の恋人』。肩を壊した高校球児と成長を 続ける”ヒナ”との交流が胸を打つ『日下兄妹』。飛行機事故で遭難した二人の交流を描く『ヴァイオライト』。そして、衝撃の四季大賞受賞作『虫と歌』の計4編を収録。独特の世界観で様々な生命の繋がりを描き、月刊『アフタヌーン』にて掲載の度に反響拡大中の新鋭作家、待望の初単行本!! 装丁も市川氏本人が手がけたこだわりの豪華仕様!

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・短編賞
『テルマエ・ロマエ』 ヤマザキマリ氏

【作品紹介】
時はローマ時代。建築技師である主人公のルシウスは、生真面目すぎる性格が時代の変化に合わず、職を失ってしまう。落ち込む彼は友人に誘われて訪れた公衆浴場で、突然現代の日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。日本の風呂文化に衝撃を受けたルシウスは古代ローマに戻って、そのアイディアを使い大きな話題を呼ぶ。タイムスリップを繰り返すルシウスは、新しい浴場技師としての名声をローマで得ていくのだが……。

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・特別賞
故 米沢嘉博氏
マンガ研究の基礎資料の収集と評論活動などの幅広い業績に対して

タグ : 【BOOK】コミック

掲載: 2011年05月02日 16:54

更新: 2011年06月16日 17:00