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現代版シュープリームス!? ペッパー・ポッツのステキすぎる最新作

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日本でもお馴染みの現代版シュープリームス、ジャクソン5と呼ばれるスパニッシュ・ガール・ポップ・バンド、The Pepper Potsのニュー・アルバム。スティーヴィ・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、テンプテーションズなどを手がけた伝説のモータウン・サウンドのエンジニア、BOB OHLSONをプロデューサーに起用し、レゲエ~スカの枠を越えて、ノスタルジックでキュートなレトロ・ガール・ポップ・サウンドを披露! 今作もあえて当時のアナログ機材を使用し、60年代中旬のオールドスクール・サウンドを再現!彼らの最大の魅力であるガールズ・トリオ・ボーカルによる夢のようなコーラスワークもさらに進化した必聴盤!!

THE PEPPER POTS プロフィール

2002年、The Pepper Potsは60年代にダンスフロアを沸かせたジャマイカン・バンドのサウンドとスタイルを復活させる目的で結成された。 デビューから2年後に、彼らはデビューLP『Swingin,Sixties』をバスクのBrixton Recordsからリリース。ロンドンのシンガーであるBen Jamminとコラボレーションした12曲収録のアルバムは、ヨーロッパ全体に流通され、その中で彼らは自分たちの音楽がつねに進化することを示し、その証明として、音楽が標準化している現代にもかかわらず、このクラシックなサウンドをシンプルでフレッシュなものとして表現してみせた。

2006年までに、彼らは大躍進を果たし、様々なコンピレーションへの参加や年間約40回にもおよぶライヴを行ない、Laurel Aitken、 Derrick Morgan、 Dave Barker、 Winston Francis、 The Aggrolites、 Mr. T-Bone、 Dr. Ring Ding、 Macka B、 The Toasters、 New York Ska Jazz Ensemble、 Ki-Mani Marley...など素晴らしいアーティストとの共演を果たした。そして、単独ツアーの傍ら、ブッリュッセルやベルリン、プラハなどヨーロッパの大都市でのフェスティバルへも出演。

2007年にセカンドLP『Shake It!』のレコーディングを開始。そこには、彼らの経験の全てと、過去何10年もにわたって生き続けてきたブラック・ミュージックのフィーリングがつまっている。このCDは、伝説のジャマイカン・アーティスト、The PioneersからJackie RobinsonとGeorge Dekker、フランスからA.S.P.O.(About Some Precious Oldies)、ドイツからDr. Ring Dingをスペシャル・ゲストに迎え、ヨーロッパは、Brixton Records、そして日本はSka In The World Recordsからリリースされた。 レコーディングは、ファースト・アルバムでは当時の楽器を使用し、アナログで当初のメロディーを録音したが、セカンド・アルバムでは20人以上のミュージシャンで構成されたオーケストラが参加した曲がいくつか収録されているのが特徴である。リリース後は、日本、ヨーロッパツアーを行い各地ソールアウト続出の大盛況に終える.

そして2009年にはSXSW 2009に出演後に全米ツアーも行い、アルバム『Now!』をリリース。今作は、Sharon Jones、Dap KingsのBinky Griptiteをプロデューサーに迎え彼らのルーツとなるクラシック・ジャマイカン・ミュージックやスウィンギンなサウンドに、新たにアメリカン・テイストをミックスしたラヴァーズ・ソングを収録。その後もライヴを重ね、今回、最高傑作な仕上がりとなったニュー・アルバム『Train To Your Lovers』を遂にリリース。

掲載: 2011年05月30日 09:00

更新: 2011年06月21日 14:47