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ルーファス・ウェインライト、史上最もポップなアルバム

Rufus Wainwright

この数年はルーファス・ウェインライトにとっては相当な数年だった。クリエイティブな観点からはポップ・ミュージックから離れ、グラミー賞にノミネートされたジュディー・ガーランドのカーネギー・ホールでのコンサート寓話から、2009年にプレミアした彼のオペラ『プリマ・ドンナ』まで、ほかの興味にシフトして行った。

更に私生活では、娘ヴィーヴァの誕生と母であるシンガー・ソングライターのケイト・マッガグルの死を見つめ、そしてパートナーであるヨルン・ワイスブロッドとの婚約-彼のプライベートはよりドラマチックなものとなった。これらの経験全てが、著名プロデューサーのマーク・ロンソンのインプットも加えた上で、この7作目のスタジオ・アルバム『アウト・オブ・ザ・ゲーム』を通して伝えられている。その結果生まれたのは、ウェインライトのキャリアの中でも最も親しみやすく、ルーズながらも、彼本来の語り部の才能と皮肉溢れるウィット、そしてクラシック・ポップスの楽しみも加えられた本作品。

マーク・ロンソンについてはショーン・レノンを通じて知り合い、意気投合。ポップなアルバムになった背景には彼の存在が大きかったといい、ルーファス曰く「僕はマークにぞっこんだったんだ。もちろんマークは結婚していて奥さんもいるんだけど、一緒に仕事し始めた途端、ロマンチックな何かが生まれたんだよね。お互いに対して恋しているティーンエージャーっていうか、そんな感じで多分それが音楽そのものに表れていると思うんだ。何ていうんだろう、とてもセクシーで、不思議な形でお互いが惹かれるっていうか、いちゃついているっていうか。それが作品に生きていると思うんだ」とのこと。

 

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掲載: 2012年03月29日 11:19