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ラドゥ・ルプー~ピアノ・リサイタル【KAJIMOTO公演情報】

ルプー

 

『ラドゥ・ルプー ピアノ・リサイタル』
世界の名だたるピアニストたちが尊敬するルプーのピアノ
魂の奥深くに沈着し、真実のみを語る巨匠が待望の再来日

いまルプーを聴くことができる悦び
2010年秋、9年ぶりの日本ツアー初日公演直後に、ルプーが急病で帰国せざるを得なかったことは、来日を心待ちしていた多くのファンにとってこの上なく残念なことであった。メディアへの露出を徹底的に避け、レコーディングも放送収録も一切やめてしまったルプーであるが、2010年にイギリスのグラモフォン誌で彼の過去の録音集が次のように評された。
「ルプーの芸術を一言で表すならば<ピアノ界のカルロス・クライバー>と言えよう。その音楽の向かう方向性がしっかりと把握され、細部に至るまでの完璧さと豊かな想像力が一体となった音楽がそこにはある。」
音楽の偉大さもさることながら、彼のライヴを体験することの貴重さがクライバーに例えられる所以かもしれない。
今や演奏会場に足を運ぶことでしか体験することができないルプーの芸術は、なんという豊かさをもって人々の心に語りかけてくることであろう。
シューベルトは、ルプーの十八番であり、デビュー以来つねに彼が寄り添ってきた作曲家である、そしてフランク、ドビュッシーは彼が今シーズン集中的にとりあげている作曲家で、日本のファンにとっては新しいルプーの発見となるかもしれない。

【日時】
2012年11月8日 (木) 19:00 開演 (18:30 開場)会場
東京オペラシティ コンサートホール
【出演】
ピアノ: ラドゥ・ルプー
【料金】
S…12,000円 A…9,000円 B…6,000円 C…4,000円
プラチナ券…17,000円

【プログラム】
“シューベルト・プログラム”
16のドイツ舞曲 D783, op.33
即興曲集 D935, op.142
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960 (遺作)

【日時】
2012年11月13日 (火) 19:00 開演 (18:30 開場)会場
東京オペラシティ コンサートホール
【出演】
ピアノ: ラドゥ・ルプー
【料金】
S…12,000円 A…9,000円 B…6,000円 C…4,000円
プラチナ券…17,000円

【プログラム】
フランク: 前奏曲、コラールとフーガ
シューベルト: 即興曲集 D935, op.142
ドビュッシー: 前奏曲集第2巻

 

※「KAJIMOTO」~アーティスト・ページは、コチラからチェック

 

ルプー

【プロフィール】
ルーマニアで生まれたラドゥ・ルプーは、6歳でリア・ブスヨチャヌのもとでピアノを始め、12歳で自作だけで構成したプログラムでデビューを 飾った。フロリカ・ムジチェスクとチェラ・デラブランチャのもとで数年間学んだ後、1961年に奨学金を得てモスクワ音楽院に入学、ガリーナ・エギャザロ ヴァ、ハインリヒ・ネイガウスに師事し、後にスタニスラフ・ネイガウスに師事した。
1966年ヴァン・クライバーン国際コンクール、1967年エネスコ国際コンクール、1969年リーズ国際コンクールの3つのコンクールで優勝。1989年、イタリア批評家協会から名誉あるアビアーティ賞を贈られた。
1972年、アメリカに本格的にデビューし、ニューヨークでバレンボイム指揮クリーヴランド管弦楽団と、またジュリーニ指揮シカゴ交響楽団と共演した。1978年、ザルツブルク音楽祭にカラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演してデビュー。1986年、ザルツブルク音楽祭オープニング・コ ンサートで、ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演。また、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団をはじめ、ロンドンやアメリカ各地で著名なオーケストラから定期的に招かれている。ラドゥ・ルプーは、各地の主要な音楽祭にはすべて出演しており、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭には定期的に招かれている。
ラドゥ・ルプーのレコーディングには、ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルとの共演によるベートーヴェンの協奏曲集、モーツァルトの協奏曲数曲、ブ ラームスの協奏曲第1番、グリーグとシューマンの協奏曲、シモン・ゴールドベルクとのモーツァルトのピアノとヴァイオリンのためのソナタ全曲、また、ベー トーヴェン、ブラームス、シューマン、シューベルトの独奏曲(以上デッカ)がある。さらに、ピアノのマレイ・ペライアとの共演による2枚のディスク (CBS)、ソプラノのバーバラ・ヘンドリックスとのシューベルト歌曲集が2枚(EMI)、ダニエル・バレンボイムとのシューベルトの4手のための作品集 (テルデック)などを録音している。新しいところでは、1995年グラミー賞を獲得したシューベルトのソナタイ長調D.664と変ロ長調D.960や、1995年エジソン賞を受賞したシューマンの子供の情景、クライスレリアーナ、フモレスケ(以上デッカ)があり、2枚ともその年の最優秀器楽レコード賞に輝いている。

カテゴリ : ニュース | タグ : CLASSICAL コンサート

掲載: 2012年08月06日 15:29

更新: 2012年08月06日 19:30