これぞアメリカン・ドリーム！話題のヒップホップ･デュオ、マックルモア＆ライアン･ルイス

2012年初頭、SOURCEマガジンが｢今注目の未契約アーティスト｣として取り上げ、XXLマガジンも2012年の新人特集でピックアップ。2012年10月、1枚のアルバムが突如アメリカの音楽シーンに姿を現した。シアトル出身のヒップホップ･アーティスト、マックルモアと、プロデューサーのライアン･ルイスによるヒップホップ･デュオ、マックルモア＆ライアン･ルイスによるアルバム『The Heist』である。

いきなり全米iTunesチャートで1位を獲得した勢いで、全米アルバム･チャートでも初登場2位！ほぼ無名のインディー･アーティストとして異例の初週売上を記録した快挙にメディアも一気に注目。米ローリング･ストーン誌は｢これがインディーの成上り物語だ｣と絶賛！

メジャー･レーベル的な大がかりなプロモーションもなく、インターネット/オンラインでの露出とライヴで着実にファン層を広げていった彼ら。特にアツいのはそのライヴ。今や全米だけでなくヨーロッパ各国でもソールド･アウト続出。バルコニーからダイヴしたり、自ら観客席に飛び込んでクラウドサーフィンしたりのアグレッシヴなステージで世界中のキッズを熱狂の渦に巻き込んでいる。

そして、遂にメジャー流通となるアルバム『The Heist』には、Kendrick LamarやJay Rockも所属する＜Black Hippy＞のスクールボーイ・Qとアブ・ソウル、バンド・オブ・ホーセズのベン・ブリッドウェル、注目白人ソウル・シンガーのアレン・ストーンらが客演参加。同姓婚について綴った“Same Love”、ソーシャル・キャンペーンも話題となったシングル“Thrift Shop”などを収録。日本でのブレイクも時間の問題か!?