ピアノ・アルバムのマスターピース！Radicalfashionが8年振りに復活

テレフォン・テル・アヴィヴやサヴァス＆サヴァラスを輩出したシカゴの人気レーベル〈Hefty〉からのデビュー作『Odori』がPitchfork など海外メディアで絶賛され、鮮烈なデビューを飾ったRadicalfashion が8年振りに復活、待望のセカンド・アルバム『GARCON』をflau よりリリース。

『GARCON』は、レコーディングとエディットを丹念に積み重ね、様々な絵画技法を応用して得られたピアノの音色と構成によって、楽曲毎に異なる表情を 見せるエレガントなピアノ作品。思慮深く、丁寧に設計されたメロディーとサウンド・コラージュ、ハイブローな実験性、シルクのように優美なピアノと電子音 とのロマンチックなコントラストは、安易なエクレクティズムやノスタルジーに陥ること無く、圧倒的な独創性と知性を感じさせます。

作品に通底するのは楽音と具体音、人間と機械、西洋と東洋、 古典と現代、女性性と男性性というあらゆる境界への好奇心と、それを乗り越えようとするハイブリッドへの志向。柔らかな光線と色彩をまとった一枚の絵画のように、 美しく気品に満ちたピアノの響きを先鋭的なエディット感覚でまとめ上げた傑作です。

【Radicalfashion】
神戸出身のHirohito Iharaによるプロジェクト。シカゴの人気レーベル〈Hefty〉よりリリースされた『Odori』がPitchfork（8.3 点）、FACT Magazine、Stylus、XLR8Rなど様々なメディアで絶賛され、鮮烈なデビューを飾る。

アルバム『Odori』のリリース以降は勢力的に映画、舞台音楽などの製作に携わりながら、ピアノの持つ音の響きと和声の探求を進め、2015年ヘニング・シュミートやジャン・フィリップ・コラール・ネヴェンらを輩出したflauと契約。今年8年振りとなるニュー・アルバム『GARCON』を発表する。彼が影響を受けたというプーランク、ラヴェルを彷彿とさせる優雅で洗練されたピアノ、様々なサウンド・コラージュとハイブローな実験性が見事に融合した、新しい形のサロン・ミュージックを聴かせる。