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ジャズ・ピアノのロマン派、栗林すみれが紡ぎ出す、時と夢と旅のJAZZ物語

Sumire Kurebayashi

2014年7月のデビューアルバム『TOYS』発表により、各媒体で「誰にも似ていない、“すみれ色のジャズ”」と絶賛された栗林すみれが、「ジャズ・ピアノのロマン派」と呼ぶべき伝統と革新うずまく進化の二作目を完成させた。

幻想的かつ郷愁を喚起するリード曲(1)に始まり、フランスの小さな町の情景浮かぶ(2)のオリジナル曲の流れに思わず息を呑む。これまでに発表してきた作品の中でも次代のスタンダードと呼び声高い(3)(7)を再演するほか、敬愛するキース・ジャレットの奇跡のソロ・インプロを果敢にもトリオ編成にアレンジした(4)など、ジャズへの敬意と挑戦が随所に散りばめられている。可憐かつ大胆に繰り広げられるピアノ・トリオ組曲(5)は圧巻。

今回これらの表現のためにメンバーに迎えたのは、百戦錬磨の本邦トップ・ベーシスト金澤英明、活躍めざましい新進気鋭の中でも洗練された音色が特長のドラマー木村紘。ゲストに稀代の天才・石若駿(ds)も飛び入り。

録音は、Steinway & Sons フル・コンサート・グランドを擁する国内屈指のアコースティック・サウンドの名門ランドマークスタジオで行なわれた。さらに、大西順子、ロイ・ハーグローヴ、ゴンサロ・ルバルカバら多くの世界的ミュージシャンを世に送り出してきた行方均が前作に引き続きプロデュースに参加するなど、アコースティック・ジャズの新たな時代到来を予感させる。

過去から現在そして未来へと、ジャズ史を紡ぐ壮大な物語がいま幕を開ける――

栗林すみれトリオ『トラヴェリン』
CD収録曲
01. ワイルド・テイル Wild Tales -Opening-(Sumire Kuribayashi)
02. カリヨンと小さな教会 Le Carillon Et La Petite Eglise(Sumire Kuribayashi)
03. ダ・ダ・ダ Da Da Da(Sumire Kuribayashi)
04. 明日の記憶 Memories Of Tomorrow (Keith Jarrett)
05. イラワジ河 Irrawaddy River(Sumire Kuribayashi)
06. ホーム・アウェイ・フロム・ホーム Home Away From Home(Sumire Kuribayashi)
07. 森と妖精 Forest And The Elf –Single Edition-(Sumire Kuribayashi)
08. ワイルド・テイル Wild Tales -Closing-(Sumire Kuribayashi)
bonus track. ブレイム・イット・オン・マイ・ユース Blame It On My Youth(Oscar Levant)

メンバー:栗林すみれ(p),金澤英明(b),木村紘(ds)except6、7、8
ゲスト:石若駿(ds) guest on 7、8

タワーレコード特典あり:
『トラヴェリン』をご購入のお客様に先着で
サイン入りポストカード をプレゼント!
※特典満了次第終了とさせていただきます。

Sumire Kurebayashi


栗林すみれ プロフィール:

純邦楽のほかフリージャズ分野でも活躍する琴奏者の栗林秀明を父に持ち、幼少時より国境・ジャンルを越えた音楽に触れ育つ。尚美学園大学ジャズ&ポップスコース卒業。在学中よりプロ活動を開始。

2014年4月ハービー・ハンコックの提唱する「インターナショナル・ジャズ・デイ」の姉妹イベント「JAZZ AUDITORIA(ジャズ・オーディトリア)」の記念すべき第一回の前夜祭アクトを飾り、続く5月・8月にはブルーノート東京に出演し日野皓正、寺井尚子らと共演。

同年7月、ディスクユニオンDIWの新レーベルSOMETHIN'COOLよりデビュー作『TOYS』(SCOL-1003)を発表。音楽各誌のレビューでは「誰にも似ていない21世紀型モダン・ジャズ」と評され、同世代のみならずベテランのジャズファンまで話題となった。

タワーレコード「毎日、女子ジャズ」2014年版の表紙を飾ったほか、JAZZ LIFE DISC GRAND PRIX 2014 ニュースター賞を受賞。

タグ : ジャズ・ピアノ

掲載: 2015年09月25日 20:28