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シゲト、傑作セカンド・アルバムから2年、遂に6曲入りの新作完成

Shigeto

 

デトロイトのトラックメイカー/ドラマー、ザック・サギーノによるソロ・プロジェクト、シゲトの6曲入り新作が完成!

2013年にリリースした『No Better Time Than Now』はels-king にて野田努氏に“フライング・ロータス『アンティル・ザ・クワイエット・カムズ』以降のもっとも美しい作品ではないだろうか”と評され、e王も獲得した。その後初の来日ツアーも行い、緻密なエレクトロニクスとダイナミックなドラミングを駆使した圧巻のパフォーマンスは多くのオーディエンスに絶賛された。

セカンド・アルバムのリリース後、世界各国でライヴを行い、ジャズ・カルテットへの参加、ハンドレッド・ウォーターズなど多数のアーティストへのリミックス・ワークなど、多忙な日々を過ごし、新しい音源が披露されることはなかったが、遂に完成したのが本6 曲入りEP『Intermission』である。

「まだ自分のためのあたらしいステップを見つけていない。まだそれを探している。」と本人は語っているが、本作はそのタイトル『Intermission』のとおり、彼のアイデアとインスピレーションの間の「過程」のスナップショットが刻み込まれたものである。パーカッシヴ且つポリリズミックなグルーヴがミニマルにレイヤードしてシフトする「Pulse」で幕を明け、ヘヴィなドラムマシンのノックとジャジーなエレピやリヴァービーなカリンバが漂いアトモスフェリックで幻惑的な世界を描き出す「City Dweller」へと続き、神秘的なパッドが忍び込む浮遊感に満ちたアンビエント・トラック「Gently」はさみリリカルなカリンバとピッチシフトしたヴォーカル・ループが印象的なビート・トラック「Do My Thing」へと移行。ふたたびノンビートのアンビエント・トラック「Deep Breathing」を経て、カリンバのループにキーボードの緩やかなメロディにパーカッシヴなブレイクビーツが絡んで行く「Need Nobody」で幕を閉じる全6曲。

いずれも見事なシゲト節のサウンドであるが、様々な要素が折衷している様相からは探究 、興奮、そして自由な文体によるダイナミックな感覚を感じさせる。進化の過程だからこそのエネルギーが埋め込まれた重要作。

 

タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2015年10月26日 15:46