毎年恒例のベルリン・フィルのジルヴェスターコンサート2015、ソリストには女王ムターが登場!
毎年大晦日恒例のベルリン・フィルのジルヴェスターコンサートは、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートと並んで、クラシック音楽ファンが一度は生で聴きたいコンサートとして名前が挙がる人気の公演です。
2015年のテーマは「フレンチ・エスプリ」。シャブリエ、サン=サーンス、ラヴェル、プーランクとフランス的精神が前面に打ち出されたプログラムが選ばれました。シャブリエのオペレッタ「エトワール」の機知に富んだ序曲、マスネのオペラ「ル・シッド」はスペインの若き勇者が主人公のストーリーで人生の喜びに溢れた華麗な音楽、そしてラヴェルの豪華で煌びやかな作品「ラ・ヴァルス」と一年の締めくくりに相応しい華やかな舞踏の音楽が次々に演奏されます。
そしてゲストには、ヴァイオリン界の女王アンネ・ゾフィー・ムターを迎え、サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」とラヴェルの「ツィガーヌ」を演奏。両演目とも彼女の魅力を最大限に味わうことのできる内容です。ベルリン・フィルとムターといえば帝王カラヤンとの関係でしょう。ムターは13歳の時その才能をカラヤンに見込まれ、1977年ザルツブルク・イースター・フェスティバルでカラヤン&ベルリン・フィルと共演、そして弱冠14歳で同コンビとモーツァルトのヴァイオリン協奏曲でレコード・デビューを果たします。その後の活躍は知っての通り世界中を魅了するヴァイオリニストとして、女王の名に相応しい高い芸術性と情感豊かな音楽を聴かせてくれています。
(キングインターナショナル)
ジルヴェスターコンサート2015
シャブリエ:「エトワール」序曲
サン=サーンス:ヴァイオリンと管弦楽のための序奏とロンド・カプリチオーソイ短調op.28*
マスネ:オペラ「ル・シッド」より管弦楽小品
ラヴェル:ヴァイオリンと管弦楽のための狂詩曲「ツィガーヌ」*
プーランク:バレエ組曲「牝鹿」
ラヴェル:管弦楽のための舞踏詩「ラ・ヴァルス」
(アンコール)
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アンネ・ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)*
収録:2015年12月31日 ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
Blu-ray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
リージョン:All
90分
DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
90分
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年01月05日 18:30