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ハーディング&スカラ座フィルのベートーヴェン第7、ワーグナー“トリスタン”前奏曲と愛の死

ハーディングのベートーヴェン第7

1975年8月31日、イギリス・オックスフォード生まれのダニエル・ハーディングは若くしてその才能を認められ、20代に入ってすぐメジャー・オーケストラを振るなど、恵まれたキャリアを歩んでいる指揮者です。

10代よりサイモン・ラトルのアシスタントを務め、1994年にはバーミンガム市交響楽団を指揮してデビュー。1996年には早くもベルリン・フィルとの共演を果たし、ロンドンのBBCプロムスにも史上最年少指揮者として登場しました。

日本には1999年のエクサン・プロヴァンス音楽祭の引っ越し公演でデビューして以来、海外オーケストラとの公演や日本のオーケストラへの客演など、幾度となく訪れて、すっかりおなじみの存在となっています。2002年にはフランス政府よりシュバリエ芸術文化勲章授与され、2012年スウェーデン王立音楽アカデミーのメンバーに選出されました。

現在、スウェーデン放送交響楽団音楽監督、ロンドン交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団 Music Partner of NJPを務め、マーラー・チェンバー・オーケストラからは終身桂冠指揮者の称号を与えられています。2016年9月からは、名門パリ管弦楽団の音楽監督に就任することが決定しています。

今回の新譜は、ハーディングが2005年以来、オペラ上演に、コンサートにたびたび指揮台に上がっているミラノ・スカラ座フィルと共演した1枚で、ベートーヴェンの交響曲第7番が入っていることが注目されます。

1999年発売のハーディングのデビューCDはドイツ・カンマーフィルハーモニーとのベートーヴェン序曲集で、そのベートーヴェンに対する価値観を一変させてしまうような鮮烈な演奏が、たいへんな話題となったからです。また2011年6月、震災の余韻がまださめやらぬ頃に新日本フィルでベートーヴェンの交響曲第7番を取り上げ、評判となったこともありました。彼のベートーヴェン録音は、他にピアノ協奏曲第3~5番があっただけなので、この2013年の第7ライヴがどのような演奏となっているか、非常に楽しみです。

※生産時期によりスリップケース付き仕様とジュエルケース仕様のものがございます。予めご了承くださいませ。
(タワーレコード)

【曲目】
ワーグナー(1813-1883):楽劇「トリスタンとイゾルデ」から 前奏曲と愛の死(+)
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第7番イ長調 Op.92(*)

【演奏】
ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・ハーディング(指揮)

【録音】
2008年5月26日(*)、2013年1月28日(+)、ライヴ、スカラ座、ミラノ、イタリア
原盤:Musicon.it

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年04月11日 18:30