こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

ハーディング&スウェーデン放送響のベルリオーズ“幻想交響曲”&ラモー

ハーディング&スウェーデン放送響のベルリオーズ“幻想交響曲”&ラモー

充実著しいハーディングによる注目のアルバムの登場。1975年生まれのダニエル・ハーディング。2016~17シーズンからはパリ管弦楽団の音楽監督にも就任、ますますの充実ぶりで世界が注目しています。ここで共演しているスウェーデン放送響でも2007年から音楽監督を務めてほぼ10年、互いに好相性なのは、イザベル・ファウストと共演したバルトークのヴァイオリン協奏曲(HMC902146/KKC5384)などでも既に広く知られるところです。
ここでハーディングが取り上げたのは、バロックの大家ラモーと、ロマン派の極みのベルリオーズ。いっけん遠い存在のようですが、歌劇「イポリートとアリシー」の初演が1733年、「幻想交響曲」の初演が1830年と、主要作品の初演で考えると100年も離れていません。イポリートとアリシーは1733年10月にラモー初のトラジェディ・リリックとして初演されましたが、この作品で、ラモーは、アリアと合唱の役割を再考し、舞曲と描写的な管弦楽曲で、器楽の面でも革命をおこしました。いっぽうの幻想交響曲も、具体的な表現の対象をもつ標題音楽の先がけとして、固定楽想などの革新的な技法が用いられています。ハーディングはそれぞれの作品のドラマを際立たせながら、刺激的なハーモニーやリズムなど、オーケストラを巧みに導きながら効果的に響かせています。
(キングインターナショナル)

ダニエル・ハーディング(指揮)

【曲目】
ラモー(1683~1764):歌劇「イポリートとアリシー」組曲
ベルリオーズ(1803~1869):幻想交響曲 op.14
【演奏】
ダニエル・ハーディング(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
【録音】
2015年10月、ストックホルム、ベルワルト・ホール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年07月15日 18:00