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パガニーニ・コンクールの覇者グリンゴルツが“24のカプリース”を初録音!

グリンゴルツP

1982年サンクトペテルブルク生まれのイリヤ・グリンゴルツ。1998年にパガニーニ国際コンクールで優勝し国際的な評価を得ました。その翌年、BISレーベルからパガニーニ作品集をリリース(ヴァンスカ指揮、ラハティ響と共演)、見事な技巧と音楽性を披露しています。今回のパガニーニは、おなじみの「24のカプリース」で、完全無欠な技巧を要求する難曲ではありますが、パガニーニを得意とするグリンゴルツの手にかかれば、いとも容易く曲が紡ぎ出されてきます。美しい音色、緻密な集中力、息を飲むほどの超絶技巧、そして高い音楽性。これらを全て併せ持つ素晴らしいグリンゴルツの演奏は、最初の数秒を耳にしただけで魅せられてしまうほど。
(ナクソス・ジャパン)

デビュー・レコーディングこそヴァンスカ指揮するラハティ交響楽団をバックに、パガニーニの第1番のコンチェルトを弾きまくってみせたものの、その後のグリンゴルツにはむしろロシアの作曲家たち、タニェーエフやアレンスキー、グラズノフ、プロコフィエフの作品に地道に取り組んできた印象があります。2008年には自らの弦楽四重奏団、グリンゴルツ・クァルテットを結成し、シューマンやブラームスの作品を集中的に取り上げていました。
ピアニストのアルゲリッチではありませんが、華々しいソロ活動を離れて、このまま室内楽のヴァイオリニストになってしまうのかと危惧していたところ突然、この“24のカプリース”で大きな花火を打ち上げてくれました。16歳でパガニーニ国際コンクールで優勝して「剛腕」のレッテルを貼られて以来、常に自分の音楽を探し続けてきたようにも思えるグリンゴルツが、遂に初心に戻って再出発を図ったかような最新録音に大きな期待が集まります。
(タワーレコード)

【収録曲目】
パガニーニ
無伴奏ヴァイオリンのための24のカプリース Op.1
(1.ホ長調/2.ロ短調/3.ホ短調/4.変ホ長調/5.イ短調/6.ト短調/7.イ長調/8.変ホ長調/9.ホ長調/10.ト短調/11.ハ長調/12.変イ長調/13.ト短調/14.変ホ長調/15.ト長調/16.ト短調/17.変ホ長調/18.ハ長調/19.変ホ長調/20.ニ長調/21.イ長調/22.ヘ長調/23.変ホ長調/24.イ短調「主題と変奏」)
【演奏】
イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
【録音】
2012年12月21-24日、ロシア、サンクトペテルブルク、エストリア福音ルター派教会

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年10月03日 13:18