ヴェーグ四重奏団のモノラル名盤ベートーヴェンとバルトークの弦楽四重奏曲全集が超廉価BOXに！

ハンガリーの名ヴァイオリニストで後年は指揮者としても有名だったシャーンドル・ヴェーグ（1912～1997）は、1940年にヴェーグ四重奏団を組織し、約40年にわたってソロと並行して弦楽四重奏の活動を行いました。彼らの名を世界的にしたのはLP初期に録音した、このベートーヴェンとバルトークの弦楽四重奏曲全集で、その後、ステレオ再録音が行われたにも関わらず、今なお不滅の輝きを放っています。ベートーヴェンにおいては、ヴェーグの音響や造形の立体的構築性、リズムの卓越、豊かな情趣が、バルトークではこれらの要素に加えて作曲家本人と親交があり、時代精神までも共有していることが決定的な強みとして挙げられます。今回の廉価BOX化は、多くのクラシック・ファンの方々に喜ばれることでしょう。
（タワーレコード）

【参考画像】ヴェーグ四重奏団のベートーヴェン：弦楽四重奏曲第1＆2番
初出LPジャケット（ディスコフィル・フランセ）

ベートーヴェン、バルトーク：弦楽四重奏曲全集
ヴェーグ四重奏団（モノラル録音）

Disc. 1
弦楽四重奏曲第1番Op.18-1、第2番Op.18-2、第3番Op.18-3
1952年録音（仏ディスコフィル・フランセ原盤）
Disc. 2
弦楽四重奏曲第12番Op.127、第14番Op.131
1952年録音（仏ディスコフィル・フランセ原盤）
Disc. 3
弦楽四重奏曲第4番Op.18-4、第5番Op.18-5、第6番Op.18-6
1952年録音（仏ディスコフィル・フランセ原盤）
Disc. 4
弦楽四重奏曲第11番Op.95「セリオーソ」
第7番Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
1952年録音（仏ディスコフィル・フランセ原盤）
Disc. 5
弦楽四重奏曲第8番Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
第16番ヘ長調Op.135
1952年録音（仏ディスコフィル・フランセ原盤）
Disc. 6
弦楽四重奏曲第9番Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
第10番Op.74「ハープ」
1952年録音（仏ディスコフィル・フランセ原盤）
Disc. 7
弦楽四重奏曲第13番Op.130
大フーガ変ロ長調Op.133
1952年録音（仏ディスコフィル・フランセ原盤）
Disc. 8
ベートーヴェン：弦楽四重奏曲第15番Op.132
1952年録音（仏ディスコフィル・フランセ原盤）
バルトーク：弦楽四重奏曲第1番Op.7 Sz.40
1954年録音（旧EMI原盤）
Disc. 9
バルトーク：弦楽四重奏曲第2番Op.17,Sz.67、第3番Sz.85、第4番Sz.91
1954年録音（旧EMI原盤）
Disc. 10
弦楽四重奏曲第5番Sz.102、第6番Sz.114
1954年録音（旧EMI原盤）

【参考画像】ヴェーグ四重奏団のバルトーク：弦楽四重奏曲第1＆2番
初出LPジャケット（米エンジェル）