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ユリアンナ・アヴデーエワの新録音は音響にこだわったJ.S.バッハのピアノ作品集!

アヴデーエワ

アヴデーエワ、バッハを録音!緻密な構成と、ふくよかな音楽

2010年ショパン国際コンクールの覇者、ユリアンナ・アヴデーエワ、MIRAREレーベル第3弾の登場。第2弾同様、音響的に非常に有名なドイツ、ノイマルクトにあるコンサートホール、ライツターデルで、名トーンマイスターのアンドレアス・ノイブロンナーによって録音されました。

今回彼女が取り上げたのは、バッハ。“イギリス組曲第2番”(1725年頃までに完成)、“トッカータ ニ長調”(1707あるいは13年頃)、そして“フランス風序曲”(1735年出版)と、作曲時期の異なる名作3曲によるプログラム。すべての要素がくっきりと清潔感のある音色で響かせられながらも、ふくよかに歌われており、アヴデーエワの知性と、ますます深化した音楽性に感じいるバッハとなっています。

“イギリス組曲第2番”は、2声対位法によるプレリュードで幕を開けますが、作品全体を通して、アヴデーエワはひとつひとつの要素をすべてくっきりと響かせつつふくよかに歌っています。
華麗な上行音型で華やかにたたみかけるように始まる“トッカータ ニ長調”では、即興性あふれる自由さで、さわやかに駆け抜けるような演奏を展開しています。
リュリのオペラの序曲を思わせる長大な序曲で幕を開ける“フランス風序曲”。「序曲」と題されていますが、バッハの時代、フランス風の序曲と複数の舞曲からなる組曲全体を「序曲」と呼ぶことがありました。冒頭の充実した長大な序曲では抜群の装飾のセンスをみせ、2段鍵盤のチェンバロの特性である強弱を意識して書かれた終曲のエコーでも、チェンバロの強弱表現の再現にとどまらない豊かな音楽で聴かせます。
(キングインターナショナル)
【曲目】
J.S.バッハ(1685-1750):
イギリス組曲第2番 イ短調 BWV807
トッカータ ニ長調 BWV912
フランス風序曲 ロ短調 BWV831
【演奏】
ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
【録音】
2017年3月8-10日、ライツターデル(ノイマルクト/ドイツ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年09月07日 00:00