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リヒテルの未発表音源を含む『リヒテル・イン・ブルックリン』(2枚組)が登場!

リヒテル・イン・ブルックリン

旧ソ連の巨匠ピアニスト、リヒテルは1960年10~12月に初めてアメリカを訪れ、センセーショナルな成功を収め、このときの録音はセッション、実演とも数多く残されていますが、1965年4~5月に2度目のアメリカ演奏旅行した際の記録は、ファン以外にはほとんど知られていないと思います。この時の公演はほとんどカーネギーホールが使用されましたが、4月22日はニューヨーク、ブルックリンのアカデミー・オブ・ミュージックで開催され、5曲のライヴ録音が知られていました。

今回、アメリカのパルナサスから発売される『リヒテル・イン・ブルックリン』では、この時に演奏されながら録音は未発表だったベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番、ブラームスの間奏曲ハ長調、ラヴェルの“鐘の谷”の3曲が収録されているほか、未CD化だったブラームスの間奏曲イ短調も入っており、リヒテル・ファンにとって見逃せない内容となっています。

加えて、1993年6月24日(メーカーインフォに1月24日とあるのは誤り)、フランス、トゥールでライヴ録音したガーシュウィンのピアノ協奏曲ヘ調(ステレオ)も、初登場音源として収録されています。リヒテルの同曲録音は、過去に1993年5月30日のエッシェンバッハ指揮シュトゥットガルト放送響とのものしかなく(品番:SWR19407CD)、このアルバムの価値をいっそう高めています。
(タワーレコード)


【収録曲目】
[CD1]
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110[初出]
メンデルスゾーン(1809-1847):
ピアノのための厳格な変奏曲ニ短調Op.54
ブラームス(1833-1897):
ピアノのための2つの狂詩曲Op.79からト短調(No.2)
ピアノのための6つの楽曲(小品)Op.118から
間奏曲イ短調(No.1)[初CD化]
間奏曲ハ長調(No.3)[初出]

[CD2]
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
ラフマニノフ(1873-1943):
ピアノのための絵画的練習曲集Op.39から嬰ヘ短調(No.3)(アンコール)
ラヴェル(1875-1937):ピアノのための組曲「鏡」から
道化師の朝の歌(アンコール)
同~鐘の谷(アンコール)[初出]

ガーシュウィン(1898-1937)ピアノ協奏曲ヘ調(*)[初出]

【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ラトヴィア国立交響楽団(*)
パウル・マギ(指揮(*))

【録音】
1965年4月22日、ライヴ・ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック、
ブルックリン、ニューヨーク、アメリカ合衆国、モノラル(*以外)
1993年6月24日、グラン・テアトル、トゥール、フランス、ステレオ(*)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年02月06日 00:00