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初出音源!シェリングがパリで演奏したモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーン

シェリング

初出音源!
充実の1960~70年代のライヴ録音。
シェリングによる
モーツァルト、ベートーヴェン、
ブラームス、メンデルスゾーンの協奏曲集

ヘンリク・シェリング(1918-1988)はポーランド出身でメキシコに帰化した20世紀を代表する名ヴァイオリニストでした。名教師カール・フレッシュに学んだ完璧無類のテクニックを駆使して、楽曲を真正面から捉えた格調高い演奏で一世を風靡しました。商業録音はステレオ期のフィリップス(現デッカ)に数多く残していますが、生前の彼がライヴ録音を発表することはありませんでした。今回登場するのは1963年から1976年かけてパリで演奏されたモーツァルトのトルコ風(1976年/ステレオ)、ブラームス(1975年/パリ)、ベートーヴェン(1968年/ステレオ)、そしてメンデルスゾーン(1963年/モノラル)のヴァイオリン協奏曲集です。何れも商業録音のあるレパートリーですが、シェリングのライヴが、商業録音よりも熱を帯びたものになっていることは、これまでにリリースされたライヴCDでも確認できます。今回の4曲でも、演奏の素晴らしさだけでなく、商業録音との違いも注目されるところでしょう。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ"ベルアーム"。当ディスクはヘンリク・シェリングの初出音源で、1963年から1976年かけてパリで演奏されたモーツァルトのトルコ風(1976年/ステレオ)、ブラームス(1975年/パリ)、ベートーヴェン(1968年/ステレオ)、そしてメンデルスゾーン(1963年/モノラル)のヴァイオリン協奏曲集です。カール・フレッシュ門下のシェリングは正統派の名にふさわしく楷書的にして内に秘めた情熱的な演奏が最大の魅力と言えます。ここに収録された4篇の協奏曲はシェリングの十八番にして名曲が揃いました。4篇すべてPHILIPSレーベルにセッション録音を残しておりますが、ライヴならではのスケールの大きな演奏を聴くことができます。メンデルスゾーン以外はすべてステレオというのもうれしいところです。全世界1000セット限定プレス。平林直哉氏による日本語解説付き。

「今回のライヴを聴き、その完成度の高さと、作品に忠実であろうとするシェリングの献身的な態度に、改めて心を打たれた。(中略)。何と優雅で香り高いことだろうか。これこそ、究極の理想と言ってみたくなる。(平林直哉~ライナーノーツより)
キングインターナショナル

【曲目】
[CD 1]
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」(28'10")
ガブリエル・フムラ(指揮)、フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1976年10月20日/サル・プレイエル(ステレオ)

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(42'00")
ユーリ・アロノヴィッツ(指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1975年5月28日/サル・プレイエル(ステレオ)

[CD 2]
・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(43'24")
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、フランス国立放送管弦楽団(現:フランス国立管弦楽団)
ライヴ録音:1968年11月28日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)

・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64(28'07")
ジャン・マルティノン(指揮)、フランス国立放送管弦楽団(現:フランス国立管弦楽団)
ライヴ録音:1963年3月22日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)

【演奏】
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年02月20日 00:00