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ギレリスの珍しい音源も収録された豪華BOX『エミール・ギレリス・エディション1933-1963』(13枚組)

ギレリス

Profileレーベルがリヒテル・シリーズに続きドイツの放送局に眠るギレリスの音源を調査し、驚愕のマスターテープを多数発掘しました。第2次世界大戦前の1933年から1963年までのライヴ中心で、流通されていない秘宝が目白押しです。

ギレリス20代の戦前録音が貴重。録音はさすがに古いものの、その後録音していない唯一の楽曲も多く、プーランクなど大歓迎。さらにアルベニスの「ナバーラ」をカメンスキーが2台のピアノ用に編曲したものを、朋友で第3回ショパン国際コンクール優勝者のヤコフ・ザークと共演したお宝音源も絶品。ザークとのデュオでは、モーツァルト作品をブゾーニが編曲した諸作を両者の丁々発止な演奏で味わえるのも嬉しい限り。さらにモーツァルトの2台のピアノのための協奏曲は両者の演奏に加え、コンドラシンの指揮と考えられぬ豪華さです。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲は全5曲が収録されていますが、先日リリースされたザンデルリンクBox に収められたギレリス独奏の全曲とは別音源で、第1番と「皇帝」はチェコ・フィルとの共演。2番はヴァンデルノート指揮パリ音楽院管弦楽団、3番はコンドラシン指揮ソヴィエト国立交響楽団と、重複しない気配りも万全。

コーガン、ロストロポーヴィチと共演した「大公」、ハイドン、モーツァルトのトリオも収録。ハイドンはバルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団と共演したピアノ協奏曲も興味津々です。

さらに興味深いのがバッハ。あの「トッカータとフーガ」をタウジヒが編曲したものの音源があったのに驚愕。妹のエリザヴェタと共演したブランデンブルク協奏曲第5番もコンドラシン指揮というのが凄すぎます。コンドラシンとの共演では、シューベルトの連弾の名作「幻想曲ヘ短調」をカバレフスキーがピアノ協奏曲に書き直したものも超貴重。単なる編曲でなく、カバレフスキーならではの20世紀ソヴィエト音楽の要素もある「危うさ」が魅力です。

大半は入手困難なうえ、新音源を用いているため大歓迎。さらに驚きの価格で、ギレリスの凄すぎるピアニズムを満喫できます。
(キングインターナショナル)

『エミール・ギレリス・エディション1933-1963』
【曲目】
[Disc 1]【戦前 (1933-1941)】(63’01”)
1.リスト(ブゾーニ編):「フィガロの結婚」による幻想曲(断片)
2.ルイエ(ゴドフスキ編):ジーグ~組曲第1番ホ短調より
3.シューマン(タウジヒ編):密輸入車~スペインの歌遊び Op.74より
4.シューマン:トッカータ Op.7
5.リスト(ブゾーニ編):「フィガロの結婚」による幻想曲(全曲)
6.シューマン:夢のもつれ Op.12の7
7.ラフマニノフ:前奏曲 ト短調 Op.23の5
8.ショパン:ポロネーズ第6番「英雄」Op.53
9.プーランク:パストラール
10.プーランク:トッカータ
11.ドビュッシー(ボーウィック編):祭~夜想曲より
12.リスト&ブゾーニ編:狩~パガニーニ練習曲より
13.ラフマニノフ:「音の絵」 Op.31の1
14.メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調 Op.16の2
15.チャイコフスキー:無言歌 Op.2の3
16.ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 ト短調
17.アルベニス(カメンスキー編):ナバーラ(2台ピアノ版)【ヤコフ・ザーク(ピ
アノ)】
【録音】
1933年[1]、1935年[2-5]、1937年[6-8]、1938年[9,10]、1939年[11]、1940年[12-16]、1941年[17]

[Disc 2]【J.S.バッハ】(54’43”)
1.パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825
2.フランス組曲第5番 ト長調 BWV816
3.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989
4.半音階的幻想曲とフーガ BWV903
【録音】
1950年11月29日[1]、1959年1月22日[3]、1948年11月1日[4]モスクワ・ライヴ、
1959年12月6日レニングラード・ライヴ[2]

[Disc 3](63’52”)
1.J.S.バッハ(タウジヒ編):トッカータとフーガ ニ短調BWV565
2.J.S.バッハ(ジロティ編):前奏曲ロ短調
3.J.S.バッハ:2台のピアノのための協奏曲ハ長調BWV1061
4.J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
5.ヘンデル:フルート・ソナタ イ短調Op.1の4
ヤコフ・ザーク(ピアノ)[3]
キリル・コンドラシン(指揮)[3]
ソヴィエト国立交響楽団[3]
エリザヴェタ・ギレリス(ヴァイオリン)[4]
ニコライ・ハリコフスキー(フルート)[4]
キリル・コンドラシン(指揮)[4]
ソヴィエト国立交響楽団[4]
アレクサンドル・コルネーエフ(フルート)[5]
【録音】
1954年1月8日[1]、1961年10月10日[2]、モスクワ・ライヴ
1948年10月9日[3]、1948年[4]、モスクワ
1958年モスクワ(セッション)[5]

[Disc 4]【スカルラッティ:ソナタ】(48’32”)
ホ長調「行列」K.380
ハ長調「狩」K.159
ヘ長調K.518
ヘ短調K.466
嬰ハ短調K.247
イ長調K.113
イ長調K.433
ニ短調「トッカータ」K.141
ニ短調「アリア」K.32
ロ短調K.27
ト長調K.125
ニ短調「パストラール」K.9(タウジヒ編)
ホ長調「カプリッチョ」K.20(タウジヒ編)
【録音】
1955年9月5日、1960年12月26日、1949年、モスクワ・ライヴ

[Disc 5](68’32”)
1.ラモー:鳥のさえずり/タンブラン/村娘
2.C.P.E.バッハ:ピアノ・ソナタ イ長調W.55/4 (H.186)
3.クレメンティ:ピアノ・ソナタ ハ長調Op.34の1
4.ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調RV31
5.ハイドン:ヴァイオリン・ソナタ ト長調Hob.ⅩⅤ:32
エリザヴェタ・ギレリス(ヴァイオリン)[4,5]
【録音】
1960年12月26日[1,2]、12月10日[3]、モスクワ・ライヴ、1951年モスクワ[4,5]

[Disc 6]【ハイドン】(78’06”)
1.ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.ⅩⅧ:11
2.ピアノ・ソナタ第33番 ハ短調 Hob.ⅩⅥ:20
3.ピアノ三重奏曲第26番 ニ長調 Hob.ⅩⅤ:16
4.ピアノ三重奏曲第31番 ト短調 Hob.ⅩⅤ:19
ルドルフ・バルシャイ(指揮)[1]
モスクワ室内管弦楽団[1]
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)[3,4]
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)[3,4]
【録音】
1959年1月16日[1]、1960年12月26日[2]、モスクワ・ライヴ、
1951年[3]、1952年[4]、モスクワ

[Disc 7]【モーツァルト】(78’43”)
1.ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
2.2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365
3.協奏的二重奏曲(ブゾーニ編によるピアノ協奏曲第19番終楽章)
4.自動オルガンのための幻想曲 ヘ短調 K.608(ブゾーニ編2台ピアノ版)
5.歌劇「魔笛」序曲(ブゾーニ編2台ピアノ版)
6.フーガ ハ短調 K.426
フランツ・コンヴィチュニー(指揮)[1]
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団[1]
ヤコフ・ザーク(ピアノ)[2-6]
キリル・コンドラシン(指揮)[2]
ソヴィエト国立交響楽団[2]
【録音】
1960年11月3日ライプツィヒ・ライヴ[1]
1949年1月26日[2]、1950年[3,4]、1952年[5,6]、モスクワ

[Disc 8]【モーツァルト】(67’10”)
1.ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
2.同第16番 変ロ長調 K.570
3.幻想曲 ニ短調 K.397
4.ピアノ三重奏曲第1番(ディヴェルティメント)変ロ長調 K.254
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)[4]
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)[4]
【録音】
1950年11月29日[1]、1960年12月26日[3]、モスクワ・ライヴ
1954年3月12日パリ[2]、1952年、モスクワ[4]

[Disc 9]【ベートーヴェン】(61’26”)
1.ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2の3
2.ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
3.ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
4.バガテル Op.33の1
【録音】
1952年1月5日[1]、1961年1月14日[2]、1952年3月25日[4]、モスクワ・ライヴ、
1957年4月22日、ロンドン・ライヴ[3]③

[Disc 10]【ベートーヴェン】(62’06”)
1.ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
2.ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
クルト・ザンデルリンク(指揮)[1]
チェコ・フィル[1]
アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)[2]
パリ音楽院管弦楽団[2]
【録音】
1958年11月19日、プラハ・ライヴ[1]
1957年6月20-22日パリ[2]

[Disc 11]【ベートーヴェン】(66’17”)
1.ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
2.ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
キリル・コンドラシン(指揮)[1]
ソヴィエト国立交響楽団[1]
レオポルト・ルードヴィヒ(指揮)[2]
フィルハーモニア管弦楽団[2]
【録音】
1951年1月23日、モスクワ・ライヴ[1]
1957年4月26, 27日、5月1日、ロンドン[2]

[Disc 12]【ベートーヴェン】(78’23”)
1.ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」
2.ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 Op.97「大公」
クルト・ザンデルリンク(指揮)[1]
チェコ・フィル[1]
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)[2]
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)[2]
【録音】
1958年11月21日、プラハ・ライヴ[1]
1956年、モスクワ[2]

[Disc 13]【シューベルト】(68’59”)
1.ピアノ・ソナタ第17番ニ長調Op.53 D.850
2.即興曲ヘ短調Op.142の1
3.幻想曲ヘ短調D.940(カバレフスキー編によるピアノと管弦楽版)
キリル・コンドラシン(指揮)モスクワ・フィル[3]
【録音】
1960年1月16, 22日、ニューヨーク[1]
1959年1月22日[2]、1962年10月12日[1]、モスクワ・ライヴ

【演奏】
エミール・ギレリス(ピアノ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2018年03月16日 00:00