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デヴィッド・ボウイ(David Bowie)、78年ロンドン公演を収録した未発表ライヴ・アルバムが登場

常に時代の先端を走り続け、時代を開拓し続けてきた伝説、デヴィッド・ボウイ。77年に『ロウ』『ヒーローズ』という名作を世に生み落し、その後行われた大規模なワールド・ツアー“アイソラーⅡツアー(Isolar II tour)”の一環として、1978年6月30日と7月1日にロンドンにあるアールズ・コートにて行われた彼のライヴ・パフォーマンスを収録した未発表ライヴ・アルバムが登場!

1977年から1978年にかけて、彼はベルリン三部作と呼ばれる名作『ロウ』『ヒーローズ』『ロジャー』を発表、ISOLAR II TOURと題された大規模なワールド・ツアーを行ない、その他にも映画音楽やテレビ番組の音楽などを手掛けるなど非常に多作の時代であった。

そのISOLAR II TOURの一環として、1978年6月30日と7月1日にロンドンにあるアールズ・コートにて行われた彼のライヴ・パフォーマンスを収録したのが、この『ウェルカム・トゥ・ザ・ブラックアウト~ライヴ・ロンドン’78』だ。この音源は、2018年4月に開催されたレコード・ストア・デイの目玉商品の一つとしてナログ盤のみでリリースされていた未発表ライヴ音源であり、いよいよ今回CDで発売されることとなる。

デヴィッド・ボウイのキャリアを通して数々の作品をプロデュースしてきたトニー・ヴィスコンティがこの1978年のコンサートの模様をレコーディングしており、後にボウイ本人とデヴィッド・リチャーズがミックスを行なっている。この時のセットリストは基本的に77年に発表した『ロウ』と『ヒーローズ』という2枚のアルバムに重点が置かれており、他にも「フェイム」や「ジギー・スターダスト」、「ジーン・ジニー」や「ステイション・トゥ・ステイション」といった初期のハイライト的楽曲も披露されている。特筆すべきは、「サウンド・アンド・ヴィジョン」のライヴでの初披露時の音源が収録されている事だろう。

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掲載: 2018年05月25日 15:12