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リンドベルイ&アントワープ響によるステーンハンマルの“交響曲第2番”&“「夢の劇」演奏会組曲[ルーセンベリ編曲]”(SACDハイブリッド)

ステーンハンマル

温かい人間性に裏打ちされた高貴な香りの漂うステーンハンマルの作品をリンドベルイが振る!

クリスチャン・リンドベルイ(1958-)の指揮者としてのキャリアは、2010年、イギリスのノザーン・シンフォニアに口説かれて指揮したところから始まりました。「ガーディアン」の好意的な批評にも後押しされ、一年も経たないうちにノルディック室内管弦楽団とスウェーデン・ウィンド・アンサンブルの音楽監督に任命されるまでになりました。トロンボーン奏者としてのアルバムをリリースしてきたBISレーベルは、彼が各地のオーケストラを指揮するアルバムも制作。スウェーデンのアッラン・ペッテションの交響曲シリーズ、リンドベルイの自作管弦楽作品などが継続的にリリースされてきました。

彼の新作アルバムは、スタイルも作風も対照的なペッテションとは対照的なステーンハンマルの作品です。ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927)は、ストックホルム生まれ。指揮者、ピアニストとして活動しながら、管弦楽曲、室内楽曲、歌曲と合唱曲などを作曲。温かい人間性に裏打ちされた高貴な香りの漂う、凛とした容貌の音楽は、広く愛され、カンタータの楽章《スウェーデン》は「もうひとつの国歌」のように歌われてきました。彼はシベリウスと親しく、シベリウスは交響曲第6番を彼に献呈しています。

交響曲第2番は、後期ロマンティシズムに古風な様式を融合させた作品です。「アンダンテ・エネルジーコ」「アンダンテ」「スケルツォ」「フィナーレ」の4楽章。「歌」の旋律とリズムを基本に、ドリア旋法を思わせる処理も見られます。
「アウグスト・ストリンドベリの『夢の劇』のための音楽」(Op.36)は、1916年、ヨーテボリのローレンスベリ劇場のこけら落とし上演の際に作曲されました。「演奏会組曲」は、作曲家ヒルディング・ルーセンベリ(1892-1985)がアレンジ、「前奏曲」から最後の「幻想曲」までを作曲者の意図した流れを尊重しながらまとめた約11分半の作品です。
アントワープ交響楽団(旧、王立フランダース・フィルハーモニック)の演奏、2017年4月にセッション録音されました。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927):
1.交響曲第2番 ト短調 Op.34(1911-15)
2.劇音楽《夢の劇(Ett drömspel)》 演奏会組曲[ヒルディング・ルーセンベリ編曲(1970)]
【演奏】
クリスチャン・リンドベルイ(指揮)
アントワープ交響楽団
【録音】
2017年4月、エリザベート王妃ホール(アントワープ、ベルギー)[セッション録音]

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2018年05月29日 00:00