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ゴルトベルク弾きとしても名高い塚谷水無子がブゾーニ版の“ゴルトベルク変奏曲”を収録!

塚谷水無子

バッハの作品を現代ピアノで演奏することに於いて、ピアノという「楽器」を知り尽くしたブゾーニの編曲の手法やピアニスティックな響きへの置き換えなどその叡智を知ることは、バッハ作品自体の素晴らしさを深め開眼させてくれます。
バッハ《ゴルトベルク変奏曲》のブゾーニ編曲版は、多くが20変奏前後に省略した「コンサート版」だったり、楽譜の細かなところまで精査し演奏したものが皆無だったりします。
今回、塚谷水無子は、ブゾーニ楽譜の細部、書き換えた音符の意味を探り、Ossia(簡略譜ではなく、むしろ出来ればこうして弾いて欲しいんだが… )の指示や演奏至難過ぎて別書きにしたNB譜など徹底的に読み砕き拾い上げて、「ブゾーニ・ゴルトベルクのMAX」で演奏し収録しています。バロックの響きを現代ピアノでどう響かせるか?に腐心したブゾーニの楽譜を紐解き忠実に演奏することで、改めてバッハ・オリジナルの《ゴルトベルク変奏曲》へ立ち返っていきます。また名曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」 BWV639、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 BWV659も収録しております。録音は今回もオーディオ誌でお馴染みの生形三郎氏が手掛けています。

下記、当演奏のゴルトベルク変奏曲のトラック・タイムです。
アリア(3'21")+第1 変奏(0'57")+第2 変奏(0'53")+第3 変奏(1'21")+第4 変奏(0'29")+第5 変奏(0'49")+第6 変奏(0'29")+第7 変奏(1'01")+第8 変奏(1'02")+第9 変奏(1'10")+第10 変奏(0'43")+第11 変奏(1'06")+第12 変奏(1'15")+第13 変奏(5'11")+第14 変奏(1'08")+第15 変奏(3'17")+第16 変奏(3'25")+第17 変奏(1'05")+第18 変奏(0'42")+第19 変奏(0'38")+第20 変奏(1'13")+第21 変奏(1'20")+第22 変奏(0'54")+第23 変奏(1'20")+第24 変奏(1'27")+第25 変奏(5'40")+第26 変奏(1'17")+第27 変奏(1'12")+第28 変奏(1'33")+第29 変奏(1'54")+第30 変奏(0'57")+アリア(ダ・カーポ)(3'17")
(キングインターナショナル)
【曲目】
J.S.バッハ(ブゾーニ編曲):
1.ゴルトベルク変奏曲 BWV988
2.「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」 BWV 639
3.「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 BWV 659
【演奏】
塚谷水無子(ピアノ;ベーゼンドルファー Bösendorfer model225(2009))
【録音】
2017年12月26-28日、チャボヒバホール(立川/東京)[セッション録音]

<塚谷水無子>
東京藝大楽理科卒業後オランダへ。ピアノと室内楽をヴィム・レーシンクに、パイプオルガン・作曲・即興演奏をヨス・ファン・デア・コーイに、チェンバロをロベール・コーネンに師事。アムステルダム音楽院、デンハーグ王立音楽院修士課程を首席で卒業。17 年にわたりロイヤルコンセルトヘボウ、オランダ国立歌劇場はじめヨーロッパ各地のコンサートに出演、委嘱作品の世界初演も数多く手がける。NHK FM やTBS インターネットラジオ「OTTAVA」の番組出演はじめ、国内外の新聞雑誌インタビュー多数。古楽から現代音楽、ジブリまでレパートリーは多岐にわたる。日本人初のパイプオルガンによる録音のCD《ゴルトベルク変奏曲》(PCD 1204)、演奏至難のポジティフオルガンによる《ゴルトベルク変奏曲》(PCD 1305)(Pooh’s Hoop)は日経・音楽之友社各誌で絶賛。長年のオランダでの演奏家体験を織り交ぜた、鍵盤楽器のスペシャリスト塚谷ならではの新感覚エッセイ「ゴルトベルク変奏曲を聴こう!」(音楽之友社)が出版。ウクライナの現代音楽作曲家シルヴェストロフのピアノ作品集《涙のバガテル》(PCD 1409)(Pooh’s Hoop)をCD リリースし話題に。CD《バッハ・オルガン作品集》《聖なるパイプオルガン》《愛と祈りのパイプオルガン》《癒しのパイプオルガン》(キングレコード)、《Whispering Winds 第1 集&第2 集》発売中。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年06月06日 00:00