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WEEKEND JAZZ ~週末ジャズ名盤探訪 Vol.4

タグ : WEEKEND JAZZ

掲載: 2018年11月30日 12:30

ジョン・コルトレーン『バラード』(1963)

JC

ジョン・コルトレーン(ts)
マッコイ・タイナー(p)
ジミー・ギャリソン(b)on 1-6, 8, レジー・ワークマン(b) on 7
エルヴィン・ジョーンズ(ds)

1961年12月21日、1962年9月18日、11月13日 ニュージャージーにて録音

曲目:
1.セイ・イット
2.ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ
3.トゥー・ヤング・トゥ・ゴー・ステディ
4.オール・オア・ナッシング・アット・オール
5.アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー
6.ホワッツ・ニュー
7.イッツ・イージー・トゥ・リメンバー
8.ナンシー

【アルバム紹介】
1.全編テナー・サックスによる極上のバラード演奏が光るスタンダード集
2.“セイ・イット”は本作以上の名演は存在しない
3.全曲すべて、コルトレーンの演奏は本作でしか聴けない

「ジャズ・サックスのバラード・アルバムでおススメは?」と聴かれて、迷うことなくイチオシできるのがジョン・コルトレーンのこの傑作です。

収録されている全曲すべてバラード演奏で、楽曲はロマンティックなメロディを持ったスタンダード曲ばかりであり、このコーナーで前回紹介したビル・エヴァンスの『ポートレイト・イン・ジャズ』との共通性でいえば、フランク・シナトラの歌唱で知られるナンバーが多いというのも意外な特徴です。

どんなアルバムもその良さは導入となる1曲目のインパクトで決まるといいますが、本作の1曲目“セイ・イット”はまさにそんなナンバーです。イントロもなく最初にコルトレーンがテナー・サックスで発するソフトな一音で、このアルバムの持つ奥深いロマンティシズムの世界へと一気に引きこまれます。またこの曲は、シナトラが1940年代にトミー・ドーシー楽団在籍中にレコーディングしたバラード曲ですが、ジャズ史の中で、本作でのコルトレーンの演奏に勝る名演は存在しません。まるで“ジョン・コルトレーンのオリジナル曲”と錯覚してしまいそうなほどの完成度の高さです。

そしてジョン・コルトレーンのディスコグラフィー上で振り返ってみると、ここで取り上げている曲は本作の前にも後にもコルトレーンは一度もレコーディングしておらず、そのライヴ演奏においても、7曲目の“イッツ・イージー・トゥ・リメンバー”を演奏した記録があるようですが、実際のところは確かではありません。そういう意味では非常に貴重なセッションであると言えます。

【スタッフのつぶやき:この1曲を必ず聴いて下さい】
まずは“セイ・イット”。この曲で知るコルトレーンのバラード演奏の美学。

先述の通り、本作の1曲目を飾るこの曲はコルトレーンのバラード解釈の素晴らしさを最初の一音で聴く人全員に一瞬にして伝えます。
本作以外でもコルトレーンの抜群のバラード演奏で聴ける曲があります。ここにその代表的な楽曲を紹介します。

“アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー”(1958年のアルバム『ソウルトレーン』より)
“ナイーマ”(1960年のアルバム『ジャイアント・ステップス』より)
“エヴリタイム・ウイ・セイ・グッドバイ”(1961年のアルバム『マイ・フェイヴァリット・シングス』より)
“イン・ア・センチメンタル・ムード”(1963年『デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン』より)
“マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ”(1963年『ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン』より)

SHM-CD国内盤(一般普及盤)

 

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