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1967年ステレオ・ライヴ!バーンスタイン&NYPのマーラー:交響曲“大地の歌”

バーンスタイン・ステレオ・ライヴ

バーンスタインの「大地の歌」ライヴが登場!しかも多少揺れもある箇所がございますが全体は優秀なステレオ録音、感謝です。マーラーと言えばバーンスタインですが、「大地の歌」に限って言えば、いつでも手掛けられるレパートリーとは言えなかったのではないでしょうか?マーラーを歌い込んだ歌手が二人揃う機会が実演では中中なかったことも演奏回数の比較的少ない理由の一つに挙げられましょう。ウィーンフィル盤が1966年、イスラエルフィル盤が1972年の録音ですから丁度合間にあたるライヴ。当時バーンスタインはニューヨークフィル音楽監督退任目前で、その眼はヨーロッパに向いておりました。第1曲「大地の哀愁を歌う酒の歌」から苛烈としか言いようのない悲鳴のような音をオーケストラから引き出します。テノールのトーマスは早世した名歌手で、その一種の軽みを備えた歌唱がこの曲にはピッタリ。「青春について」の青さもマルです。フィッシャー・ディスカウの歌唱については最早言葉も必要ないくらいの見事さです。「美について」はバーンスタインともども編集的な唯美主義を音楽で表現。圧巻は30分を超えて、強烈なテンポ変化を駆使してネチネチと語りつくされる「告別」。ここまで異常な世界を作ってしまう両巨匠には感服の一言です。
(ミューズ貿易新社)

バーンスタイン指揮ニューヨークフィル、ジェス・トーマス(テノール)、ディートリッヒ・フィッシャー・ディスカウ(バリトン)
マーラー:交響曲「大地の歌」
1967年3月18日フィルハーモニックホール・ライヴ(ステレオ録音)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年12月07日 15:00