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『激ロック』スペシャルコーナー【12月レコメンドアイテム】

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11月のオススメはこちら

 

DISTURBED / 『Evolution』
GENRE:LOUDROCK,NU-METAL

モダン・ヘヴィネス・シーンの圧倒的モンスター・バンド DISTURBED!
新たな“進化”を告げるニュー・アルバム完成!

ニューメタルに影響を受けたポスト・ハードコア世代のバンドが続々とデビューするなかで、オリジネーター DISTURBEDが“進化”をタイトルに掲げた新作を完成。旧来ファンも納得のヘヴィ・ナンバーが目白押しだが、特筆すべきはアコースティック・ギターを基調とした非ヘヴィな曲。Track.3の一音一音を噛み締めるように歌うDavid Draimanの歌唱の素晴らしさたるや。全体を通してメタリックな刺々しさは減退し、よりスケールの大きい音作りとなっており、信念のもと作り上げた音は流行り廃りとは無縁の作品となった。SIMON & GARFUNKELのカバー「The Sound Of Silence」における、Myles Kennedy(Vo/Gt/ALTER BRIDGE)との共演も聴きどころ。

井上 光一【ライター推薦】

 

 

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MEMPHIS MAY FIRE / 『Broken』
GENRE:POST HARDCORE, LOUDROCK

テキサスのポスト・ハードコア・バンド MEMPHIS MAY FIRE!
大胆にスケールを増したメロディアスなニュー・アルバム!

テキサス州ダラスのポスト・ハードコア・バンドが6作目のアルバムをリリース! キャッチーさとヘヴィネスを両立させた「The Old Me」から幕を開ける今作は、前作で比重を増したメロディアスなクリーン・ヴォーカル路線を継承しながら、ダイナミックにスケールを拡大したサウンドに。トラップ/R&Bテイストを盛り込んだ「Sell My Soul」や、ラッパーのAndy Mineoをフィーチャーした「Heavy Is The Weight」、ロック・バラード「You & Me」など、スクリームとアグレッションが減退し、“聴かせる”曲が増えているのは賛否両論あるだろうが、Matty Mullinsの堂々たる歌唱を聴けば納得できるだろう。シンセ・リードがエピックな「Live Another Day」は圧巻。

菅谷 透【ライター推薦】

 

 

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WITHIN TEMPTATION / 『Resist』
GENRE:METAL, SYMPHONIC METAL

オランダが誇る、世界トップ・クラスのシンフォニック・メタル・バンドが
およそ5年ぶりとなる最新作でシーンに帰還を果たす!!

核となる音楽性は保ちつつ、進化した姿を提示し続けるオランダの至宝、WITHIN TEMPTATIONの最新作。本作は、Jacoby Shaddix(PAPA ROACH)、Anders Fridén(IN FLAMES)らゲスト陣との豪華共演もさることながら、欧州的仰々しさを前面に押し出した荘厳でシアトリカルな音世界はそのままに、ゴシック~シンフォニック・メタルの範疇に留まらない、エレクトロ風の装飾音やメロディ・ラインに今日的なポップ・ミュージックの要素も感じさせるサウンドに。圧巻の歌唱で美旋律を響かせるSharonden Adel(Vo)が始めた、MY INDIGOというソロ・プロジェクトからのフィードバックもあるのだろう。バンドのキャリアの中で分岐点となりえる1枚。

井上 光一【ライター推薦】

 

 

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DEF LEPPARD / 『The Story So Far…The Best Of Def Leppard』
GENRE:HARD ROCK

ブリティッシュ・ロックの伝説的バンド DEF LEPPARD!
大ヒット曲が並ぶ、キャリアを総括した究極のベスト・アルバム!

キャリアを総括するベスト・アルバムは、ファンにはたまらない内容と言えるだろう。2形態共通のDisc 1は、日本でも全曲再現した大ヒット作『Hysteria』、名盤の誉れ高きアルバム『Pyromania』など、耳馴染みのある王道ナンバーを中心にセレクトしている。また、DEPECHE MODEのカバー「Personal Jesus」が初CD化となり、DEF LEPPARD節が炸裂した“らしい”仕上がりだ。2枚組フォーマットのDisc 2は、初期曲から近作、さらにライヴ・アルバム『Mirror Ball』から複数チョイスされ、幅広い選曲で楽しめる。さらに「Rock On (Radio Re-Mix)」、フィジカルでは7インチ・シングル限定のクリスマス・ソング「We All Need Christmas」も秀逸。

荒金 良介【ライター推薦】

 

 

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ICE NINE KILLS / 『The Silver Scream』
GENRE:POST HARDCORE, SCREEMO

ボストンのポスト・ハードコア・バンド、ICE NINE KILLSが放つのは
全曲が映画からインスパイアされたダークな雰囲気漂うニュー・アルバム!

ボストンのポスト・ハードコア・バンド、ICE NINE KILLSの5thアルバムは、収録曲すべてが“エルム街の悪夢”や“13日の金曜日”、“悪魔のいけにえ”など映画にインスパイアされた作品。耽美なメロディや装飾的な演出も、ヘヴィで迫力のあるリズム隊も、ダークでゴスっぽい雰囲気にまとめていて、世界観の違う楽曲が“ICE NINE KILLS”というパッケージに収められている。LESS THAN JAKEやFINCH、FENIX TX、MESTのメンバーなどゲストも豪華だが、UKのポスト・ハードコア・バンド、SHIELDSのメンバーでスタンリー・キューブリック監督の孫でもあるSam Kubrickが、“シャイニング”にインスパイアされた曲に参加しているのも面白い。

山本 真由【ライター推薦】

 

 

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TILIAN / 『The Skeptic』
GENRE:ROCK

DANCE GAVIN DANCEのTilian Pearson(Vo)が
ポップに突き抜けた新たな輝き見せる3年ぶりソロ作リリース!

DANCE GAVIN DANCEのクリーン・パートを担当するヴォーカリストのTilian Pearsonが、約3年ぶり3作目となるソロ・アルバムをリリースした。バンドではなかなかできないポップな表現を存分に楽しんだのであろう今作は、打ち込みを使用したダンサブルなディスコ・ナンバーやシンプルな歌モノのポップ・ロックなど、様々なスタイルの歌唱に挑戦しており、聴く者の耳を楽しませる工夫に満ち溢れている。Tilianのハスキーでソウルフルな声は、その色鮮やかな楽曲の中でバンドとはまた違った輝きを見せているのだ。DANCE GAVIN DANCEでも新作を出したばかりで、ツアーが続いているのに、こんなにもクオリティの高いソロ作を発表できる創作意欲には本当に驚かされる。

山本 真由【ライター推薦】

 

 

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VOLA / 『Applause Of A Distant Crowd』
GENRE:PROGRESSIVE METAL, DJENT

注目のデンマーク発プログレッシヴ・メタル・バンド VOLA!
パワーアップしたメロウ要素とヘヴィな面とのコントラストで魅せる意欲作!

1stアルバム『Inmazes』が注目を浴びたデンマーク発4人組プログレッシヴ・メタル・バンド、VOLAによる2作目。MESHUGGAHに通じる無機的なグルーヴに満ちた前作の流れを汲んだ、Track.2、3などの楽曲を配しつつも、70~80年代のオールド・プログレッシヴ・ロック・テイストのTrack.4や、エレクトロニカ/アンビエントにまで接近したTrack.6など、前作でも片鱗を見せていたメロウな要素がさらに進化。ヘヴィな面との見事なコントラストを描いている。重層的なアンサンブルにMikael Åkerfeldt(OPETH/Vo/Gt)を思わせるクリーン・ヴォイスの乗ったサウンドは実にドラマチックで、ポストDjentの代表格たる存在になりそうだ。

菅谷 透【ライター推薦】

 

 

【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2018年12月12日 16:26