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12月14日公開:CLASSICバイヤーによるセレクト・アイテム〈CLASSICマスターズチョイス〉

2018年12月14日公開

クラシックマスターズチョイス

【タワレコ特典決定!】先着:大判ポストカード(3枚セット)
店舗もオンラインも期間限定ポイント15倍!(2019年1月31日まで) ベルリン・フィル・レコーディングスより驚愕のリリース!

フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45

戦時中(1939~45年)にドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルとフルトヴェングラーによる放送録音を集成したエディションです。これらの音源はパブリック・ドメインとなっているため、これまで各社からCD化されていましたが、今回は最高の音質と正しいピッチを実現するため、ドイツ帝国放送のオリジナルマスターからベルリン・フィルが初めて自らの手でSACDハイブリッド化を行います。嬉しいことに、初出音源も収録されます(ラヴェル:ダフニスとクロエ第1組曲(抜粋)、シューベルト:交響曲「未完成」第2楽章)。元の音源素材が複数残されている場合は、当時の演奏を再現できる最良の音源を選択。現存するドイツ帝国放送テープをすべて網羅し、オリジナル・テープを基本に、最高の条件でセット化します。フルトヴェングラーが大戦中の同胞を励ますために行った演奏会やラジオ放送の記録が、21世紀の今、生々しく蘇ります。

タワレコ特典:大判ポストカード
【タワレコ特典】大判ポストカード(120mmx175mm、3枚セット図柄)

フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45 [22SACD Hybrid+DVD]

曲目・演奏
詳しくはコチラ

録音
1939-45年、モノラル

 

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陰影の深さ、寂しさと、甘美な憧れがないまぜとなった美しい演奏~ベートーヴェンのカヴァティーナ


フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル/ベートーヴェン《カヴァティーナ》.
The Orchard EnterprisesがYouTubeに提供したサンプル音源より

フルトヴェングラーの第二次大戦中の録音は、今回ベルリン・フィルによりSACD化される帝国放送局(RRG)によるライヴ録音の他、ドイツ・テレフンケンに3曲だけセッション録音が残されています。曲目はベートーヴェンの《カヴァティーナ》(弦楽四重奏曲第13番より)、グルックの《アルチェステ》序曲、ブルックナーの交響曲第7番よりアダージョ。《カヴァティーナ》は寂寞たる別世界へ連れ去られるような演奏で、戦後、この演奏を聴いたイタリア四重奏団のメンバーに、この楽章の解釈をすっかり変えるまでに影響を与えたとの逸話があります。フルトヴェングラーは若き日にベートーヴェンの弦楽四重奏曲の楽譜を読み耽っていて、ウィーンのシュナイダーハン四重奏団と度々作品について議論したほど造詣が深かったそうです。これら3曲は当時としては音質が良く、《アルチェステ》序曲からは「あのベルリン・フィルの音、あの有名なベルリンの低弦部」が響いてくる、とフルトヴェングラー夫人は述懐しています。そして、ブルックナーのアダージョは、1945年のヒトラーの死去の際、帝国放送協会が何度も繰り返し放送されたと言われる歴史的録音です。

ベートーヴェン: カヴァティーナ; グルック: アルチェステ序曲; ブルックナー: 交響曲第7番 - アダージョ, 他

曲目
・ベートーヴェン:「カヴァティーナ」
録音:1940年10月15日
・グルック:「アルチェステ序曲」
録音:1942年10月29日
・ブルックナー:交響曲第7番より第2楽章「アダージョ」
録音:1942年4月7日
・ウェーバー:「舞踏への勧誘」
録音:1932年12月
・J.S.バッハ:「アリア」BWV1068/II
録音:1929年6月13日

演奏
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音
1929-1942年、モノラル(SP復刻)

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フルトヴェングラーの「ベートーヴェン/交響曲全集」がLPで復活!ゆったりカッティングで音質も極上!

旧EMIは1950年代にフルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルによるベートーヴェン/交響曲全集録音を企画しましたが、第2、8、9番を録音しないまま、1954年11月30日に巨匠は世を去りました。全集とするため、巨匠が残したライヴ録音が探索されました。まず1955年に第9番が1951年のバイロイト音楽祭でのライヴ録音からLP化され、これはあらゆる第9録音の頂点として今なお賛仰を集めています。次いで、1972年に第8番がスウェーデン放送の1948年のライヴ録音からLP化されました。そして1979年に第2番がBBC放送の1948年のライヴ録音からLP化され、ようやく全集が完成しました。その後、この全集が幾度となくCD化されたのはご承知の通りですが、今回の10枚組LPは2010~11年に、改めてオリジナル・マスターテープからデジタル化された音源を使用していています。つまり2011年にSACDハイブリッド盤として国内発売され、その高音質で大反響を呼んだのと同じ音源が用いられています。LP派の方にもあの素晴らしい音質により巨匠の至芸を味わっていただくことができるようになった訳です。

ベートーヴェン: 交響曲全集 (アナログLP盤)<数量限定初回生産盤>

曲目
ベートーヴェン:
《LP1》
[SideA] 交響曲第1番ハ長調Op.21 ~ 第1楽章、第2楽章、
[SideB] 交響曲第1番ハ長調Op.21 ~ 第3楽章、第4楽章、
《LP2》
[SideA] 交響曲第2番ニ長調Op.36 ~ 第1楽章、第2楽章、
[SideB] 交響曲第2番ニ長調Op.36 ~ 第3楽章、第4楽章、
《LP3》
[SideA] 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』 ~ 第1楽章、
[SideB] 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』 ~ 第2楽章、
《LP4》
[SideA] 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』 ~ 第3楽章、第4楽章、
[SideB] 交響曲第8番ヘ長調Op.93 ~ 全4楽章
《LP5》
[SideA] 交響曲第4番変ロ長調Op.60 ~ 第1楽章、第2楽章、
[SideB] 交響曲第4番変ロ長調Op.60 ~ 第3楽章、第4楽章、
《LP6》
[SideA] 交響曲第5番ハ短調Op.67 ~ 第1楽章、第2楽章、
[SideB] 交響曲第5番ハ短調Op.67 ~ 第3楽章、第4楽章、
《LP7》
[SideA] 交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』 ~ 第1楽章、第2楽章、
[SideA] 交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』 ~ 第3楽章、第4楽章、第5楽章、
《LP8》
[SideA] 交響曲第7番イ長調Op.92 ~ 第1楽章、第2楽章、
[SideB] 交響曲第7番イ長調Op.92 ~ 第3楽章、第4楽章、
《LP9》
[SideA] 交響曲第9番ニ短調Op.92 『合唱』~ 第1楽章、
[SideB] 交響曲第9番ニ短調Op.92 『合唱』~ 第2楽章、
《LP9》
[SideA] 交響曲第9番ニ短調Op.92 『合唱』~ 第3楽章、
[SideB] 交響曲第9番ニ短調Op.92 『合唱』~ 第4楽章

演奏
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(第1-7番)、
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団(第8番)、
バイロイト祝祭合唱団&管弦楽団,
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ),
エリーザベト・ヘンゲン(アルト),
ハンス・ホップ(テノール),
オットー・エーデルマン(バス)(第9番)

録音
1948~1954年、モノラル

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商品本部 洋楽部:板倉重雄

板倉重雄
所属
商品本部 洋楽部
名前
板倉重雄
趣味
レコード蒐集(SP~CD)、音楽書・美術書蒐集、野球観戦
愛聴盤
  • ヨゼフ・シゲティ、ミエチスラフ・ホルショフスキ『ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1&3番』
  • イェルク・デムス、バリリ四重奏団『シューマン:ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲』
  • ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団『シューベルト:弦楽四重奏曲第15番』

最高の名演『ドイツ・レクイエム』も収録!リマスター音源&廉価で入手できる不滅のブラームス6CD!


フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル/ブラームス:交響曲第1番~第3楽章
Warner Music GroupがYouTubeに提供したサンプル音源より

2018年に再発売されたフルトヴェングラーのディスクで個人的に朗報だったのがこのセットです。今年のタワレコCL輸入盤TOP40にもランクインしました。交響曲全集は2010年に旧EMI国内盤SACDシリーズのためにリマスターされた音源を使用、あらためて巨匠の最高の芸術が破格の廉価で聴けるという利点があります。最大の理由は、『ドイツ・レクイエム』1948年11月19日ストックホルム・ライヴが収録されていること。当時、再発LPについて、『レコード芸術』誌で故・畑中良輔氏が長文の月評・解説を掲載され、その熱量に衝撃を受けた記憶が今でも蘇ります。第2曲「人はみな草のごとく」で管弦楽・声楽を一体に結び合わせ、地の底から屹立させる強い魂からの音楽。第6曲「われらここには、とこしえの地なくして」での怒涛のようにうねる強靭な音楽。一切のひと節ひとくさりをドラマの中に息づかせる巨匠の求心力。大げさに、と敢えて言えば、これは生きるために魂が必要とする「音楽」のひとつなのだと思います。

ブラームス: 交響曲全集、協奏曲、ドイツ・レクイエム

曲目
ブラームス:
《CD1》
1) 交響曲第1番ハ短調Op.68、
[演奏]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1952年1月27日、ウィーン楽友協会でのライヴ、
2) ハイドンの主題による変奏曲Op.56a、
[演奏]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1949年3月30日&4月4日、ウィーン楽友協会、

《CD2》
1) 交響曲第2番ニ長調Op.73、
[演奏]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1952年5月7日、ミュンヘン、ドイツ博物館でのライヴ、
2) 交響曲第3番ヘ長調Op.90、
[演奏]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1949年12月18日、ベルリン、ティタニア・パラストでのライヴ、

《CD3》
1) 交響曲第4番ホ短調Op.98、
[演奏]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1948年10月24日、ベルリン、ティタニア・パラストでのライヴ、
2) ハンガリー舞曲第1, 3, 10番、
[演奏]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1949年4月4日、ウィーン楽友協会、
《CD4》
1) ヴィオリン協奏曲ニ長調Op.77、
[演奏]
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
ルツェルン祝祭管弦楽団
[録音]
1949年8月29-30日、ルツェルン、クンストハウス、
2) ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102、
[演奏]
ヴィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)、
エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1952年1月27日、ウィーン楽友協会でのライヴ、

《CD5》
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83、
[演奏]
エドウィン・フィッシャー(ピアノ)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1942年11月8-9日、ベルリン、フィルハーモニーでのライヴ、

《CD6》
ドイツ・レクイエム Op.45、
[演奏]
ケルステン・リンドベルイ・トルリンド(ソプラノ)、
ベルンハルト・ゼネルステット(バリトン)、
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
[録音]
1948年11月19日、ストックホルム、コンセルトフセトでのライヴ

演奏
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音
1942-1952年、モノラル

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絶対に聴き逃せない巨匠のワーグナー。圧倒的な力を宿す精華をこの2枚の管弦楽曲集で!

1980年当時、頭に「WF」のナンバリングで再発売された「永遠の巨匠フルトヴェングラーの芸術」シリーズのLPで、最も個人的に耽溺したのが3枚のワーグナー管弦楽曲集でした。特に第1集での『ローエングリン』第1幕への前奏曲(崇高なまでに神々しく立ち現れる聖杯動機の圧倒的な描写)、第2集での「ジークフリートの葬送行進曲」(様式美さえ感じさせる動機群の展開。螺旋のようにうねる低弦、高揚し爆発する金管)、そして第3集での『パルジファル』第1幕への前奏曲と聖金曜日の音楽、どれも形容しがたいさまざまな情感を連れてやってくる、心の奥のほうへ届くある種「不思議な」音楽でした。これらは今、簡便に2枚の国内盤CDで聴くことができます(CDはフラグスタートの圧巻の歌唱が聴ける「ブリュンヒルデの自己犠牲」も併録。SACDハイブリッドもあります)。筆者には「人間」と「官能」をさまざまなニュアンスと仕方で感じさせる巨匠のワーグナー。今なお、聴き手にあらゆる感興を呼び覚ます圧倒的な力を宿しています。

ワーグナー:管弦楽曲集 第1集
ワーグナー:管弦楽曲集 第2集

曲目
ワーグナー:管弦楽曲集 第1集
1.歌劇「タンホイザー」序曲 (MONO)
2.歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲 (MONO)
3.楽劇「ワルキューレ」~ワルキューレの騎行 (MONO)
4.楽劇「神々のたそがれ」~ジークフリートのラインへの旅 (MONO)
5.楽劇「神々のたそがれ」~ジークフリートの葬送行進曲 (MONO)
6.楽劇「神々のたそがれ」~ブリュンヒルデの自己犠牲 (MONO)

ワーグナー:管弦楽曲集 第2集
1.歌劇「さまよえるオランダ人」序曲 (MONO)
2.楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲 (MONO)
3.楽劇「トリスタンとイゾルデ」~愛の死 (MONO)
4.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲 (MONO)
5.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕への前奏曲 (MONO)
6.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~徒弟たちの踊り (MONO)
7.舞台神聖祝典劇「パルジファル」第1幕への前奏曲 (MONO)
8.舞台神聖祝典劇「パルジファル」~聖金曜日の音楽 (MONO)

演奏
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音
1938-1954年、モノラル

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新宿店:森山 慶方

森山 慶方
所属
新宿店
名前
森山 慶方
趣味
音源チェック
書店巡り
ラグビー観戦(JRFUメンバーズクラブ会員)
声楽と指揮を楽しみレベルでまた再開したいなと夢想…
好きなジャンル
オケもの、オペラ・声楽曲、古楽
愛聴盤
  • フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル『シューマン:交響曲第4番』
  • ベルティーニ指揮ケルン放送響『マーラー:交響曲第3番』
  • クナッパーツブッシュ指揮バイロイト祝祭管 ワーグナー:舞台神聖祭典劇『パルジファル』

PREMIUM CLASSIC LOUNGE by TOWER RECORDS
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タグ : マスターズチョイス

掲載: 2018年12月14日 12:00