〈2018年アーティストの一番のお気に入りCDは？〉長谷川白紙 編

インターネットでの作品発表を機に大きな話題を呼んでいる10代現役大学生にして音楽家、長谷川白紙。ジャズやブレイクコアから現代音楽などを交えた圧倒的な旋律と速度を持ったトラックに乗る、涼しげながらも確かな存在感を放つ歌声が聴く者の琴線を刺激する大注目のニューカマー。Maltine Recordsからのリリースに続き、10代最後に発売する待望のCDデビュー・ミニ・アルバム。

長谷川白紙 - 草木

▼選盤テーマ：2018年、一番聴いたCDは？〈お気に入りの1枚〉

Steve Coleman & Five Elements『Live At The Village Vanguard Vol. I Embedded Sets 』

M-BASE派の主幹として有名なアメリカのサックス奏者スティーブ・コールマンと彼のバンドによるヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ盤です。 精密で狂ったポリリズム、脳が揺れまくるメトリック・モジュレーション、力強いファンクネス、そしてそれを支える圧巻の演奏技術が楽しめる名盤です 1枚目の最後ではスキャットも披露しててちゃんと同じ人間なんだなという感想があります。

▼選盤テーマ：2018年、一番気になったアーティストは？

Louis Cole

ずっとルイス・コールが気になっていました。『Time』は和声感覚、サウンドデザイン、卓越したドラムの演奏技術など彼のエッセンスが楽しめる上、ブラッド・メルドーやサンダーキャットなどのゲストを招いた客演も見事なバランス感覚でまとめ上げています。WWWに彼のライブを見に行ったのですが演奏技術が高すぎるのにDAWの操作が苦手そうで、ちぐはぐでハンドメイドなところが面白かったです。

When You’re Ugly - Louis Cole

▼選盤テーマ：あなたにとって平成（1989～2018）の1枚といえば？

サカナクション『シンシロ 』

わたしは平成10年に生まれたので平成の1枚！と言われてもうまく平成を俯瞰できずあまりピンと来ないのですが、このアルバムはわたしが初めて買ったCDで、そして買ってから今までずっと聴き続けてきたアルバムです 影響もたくさん受けましたし、そういった意味でわたしにとっての平成は常にこのアルバムに彩られていました。

サカナクション / ネイティブダンサー

▼2018年印象に残った出来事は？

▼リリース＆ライヴ情報

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