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巨匠アンチェルがトロントの地で残した名演2タイトル、新リマスタリングで復活!

トロントのアンチェル

1951年から途切れることなくチェコ・フィルを指揮し続けていたカレル・アンチェルは1968年8月17日のタングルウッド音楽祭に招かれ、ボストン交響楽団の指揮を執ります。その直後8月20日にロシア軍がチェコスロバキアへ侵攻(俗にいう「チェコ事件」)、この悲劇を知ったアンチェルは帰国を断念しそのまま単身カナダへ亡命を決意、1969年秋から小澤征爾の後任としてトロント交響楽団の常任指揮者となります。

今回、以前ターラから出ていたこの時代のアンチェルの音源をALTUSがリマスターし、CD各2枚組、2タイトルに組みなおし、再発売されます。音質も旧盤より大幅に改善されています。

日本語解説書にはターラ・レーベル社主のトレミヌ氏による「トロントのカレル・アンチェル」を収録。チェコ事件前後のいきさつやトロント時代のアンチェルへの世間の反応など、興味深い事実を細かく綴っています(出来事の時間関係に若干齟齬がありますが、オリジナルを尊重しそのまま収録しました)。
(キングインターナショナル)

音質大幅改善!ALTUSのターラ音源リマスター・シリーズ
壮絶な人生を歩んだ巨匠アンチェルがトロントの地で残した名演!

このアルバムにはカナダへ渡った直後、常任指揮者就任前後のトロント響とのライヴ録音を収録。頼もしく充実した『アイネ・クライネ』に始まりメンデルスゾーン、シューマン、そしてベートーヴェン2曲と聴き応えたっぷりの2枚組です。若き小澤の精密な演奏とは一線を画したであろう、巨匠然とした堂々たる力強い響きと豊かな表現力は当時のトロントの聴衆に新たな魅力を見せつけたことでしょう。モノラルですが音質良好でじっくりとアンチェルの至芸を味わえます。72年の『田園』はステレオ録音で楽しめます。
(キングインターナショナル)

【曲目】
[CD1]
(1)モーツァルト:セレナード第13番 ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
(2)メンデルスゾーン:交響曲第5番 ニ長調 Op.107『宗教改革』
(3)シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
[CD2]
(4)ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調『田園』 Op.68
(5)ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 Op.93

【演奏】
カレル・アンチェル(指揮)
トロント交響楽団

【録音】
ライヴ録音:
(1)1968年11月10日(モノラル)、
(2)1969年12月16・17日(モノラル)、
(3)1969年12月9・10日(モノラル)、
(4)1972年1月19日(ステレオ)、
(5)1968年11月10日(モノラル)



音質大幅改善!ALTUSのターラ音源リマスター・シリーズ
チェコでの名演を懐かしみ、トロントに伝授した祖国への想い
50分近いリハーサルをすべて日本語訳した解説書も貴重!

CD1には亡命直後にトロントで「モルダウ」を演奏した際のリハーサルと本番の録音を収録。リハーサルは50分近くあり、曲の最初から最後まで一通り聴くことが出来ます。解説書に日本語訳が付いており細かい内容まで知ることが可能で、その後の本番の演奏ではアンチェルの意志が見事にオーケストラに伝わったのがわかります。CD2は亡命直前のチェコ・フィルとの『わが祖国』全曲。こちらは嬉しいことにステレオ録音で、素晴らしい音質です。アンチェルの祖国への思いが結晶化した名演となっており、トロントの演奏との聴き比べも大変意味深いものと言えましょう。
(キングインターナショナル)

【曲目】
[CD1]
スメタナ:連作交響詩『わが祖国』より 第2曲 モルダウ
リハーサル(48分)&本番
[CD2]
スメタナ:連作交響詩『わが祖国』全曲

【演奏】
カレル・アンチェル(指揮)
[CD1]トロント交響楽団
[CD2]チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
ライヴ録音:[CD1]1969年2月5日(モノラル)、[CD2]:1968年5月2日(ステレオ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年03月29日 00:00