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メジューエワ/京都リサイタル2018 ショパン:24の前奏曲&リスト:“ダンテを読んで”

メジューエワ/京都リサイタル2018

時空を越えた「内面の旅」――圧倒的な衝撃と感銘

メジューエワによる恒例の京都リサイタル。2018年はロマン派の作曲家三人を取り上げました。興趣に富むメンデルスゾーン。圧倒的に輝かしいエネルギー感で聴衆を完全にノックアウトしたリスト(「ダンテを読んで」)。ショパンの傑作「24のプレリュード」では作曲家の内面に深く踏み込んだ解釈が聴きもの。ヴィンテージ・スタインウェイの華麗なサウンドも相俟って魅力的な一枚に仕上がっています。

ライナーノートより
「古いスタインウェイの陰影豊かな音色を伴って描かれるショパンの音楽の抒情は味わい深く、しかし、いつもどこかに死の観念がべっとりとまとわりついていて、ぞっとするほどに美しい。(中略)・・・やみがたい衝動に突き動かされ、創造のマグマに嬉々として身を投じてしまう表現者の「業」を、メジューエワは余すことなく音にしている。」
(粟野光一)
(若林工房)

【曲目】
メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチオーソOp.14
リスト:ダンテを読んで ~ ソナタ風幻想曲
ショパン:24の前奏曲Op.28
[アンコール曲]
ショパン:マズルカハ長調Op.33-3
リスト:愛の夢 第3番
メンデルスゾーン:無言歌ト短調Op.102-4

【演奏】
イリーナ・メジューエワ(ピアノ…1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135)

【録音】
2018年11月9日、京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ録音

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年05月08日 00:00