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ベルリオーズ没後150年記念!フィリップ・ジョルダン&ウィーン響による“幻想交響曲”&“レリオ、あるいは生への復帰”(2枚組)

ジョルダン

ベルリオーズ没後150周年記念アルバム!

ベルリオーズの「幻想交響曲」とその続編とされる「レリオ」は、どちらも作曲家自身の恋愛体験が元となった破天荒な作品。
全曲に渡り“イデー・フィクス(固定楽想)”と呼ばれる特定の旋律(彼の恋愛対象となったハリエット・スミスソンを表す)が形を変えて現れる「幻想交響曲」は、曲名の通り、幻想的な作風が愛され演奏機会も多く、ベルリオーズの代表作とされる一方、同じ作品番号が付された「レリオ」はピアニスト、マリー・モークとの破局から生まれた自伝的作品で、大編成のオーケストラと独唱、合唱、ピアノが用いられると共に、語りを務めるナレーターに大きなウェイトがかかるというユニークな曲であり「幻想交響曲」と同じ旋律の“イデー・フィクス”が現れるなど、2つの作品の関連性は強いのですが、めったに演奏されることがありません。

ここでナレーターを務めるのは、フランスのベテラン、ジャン=フィリップ・ラフォン。バリトン歌手として様々な作品を歌うだけでなく、映画「バベットの晩餐会」や「カルメン」などに俳優として出演、その演技には定評があります。

ストーリー性のある作品を得意とするジョルダンにとって、この2つの作品はまさに腕の見せ所のオンパレード。「幻想交響曲」での豊麗、かつ猟奇的な表現はもちろんのこと、演劇性の高い「レリオ」では大編成のオーケストラを自在に操り、主人公の空想上の世界を多面的に描きだしています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ベルリオーズ:
【CD1】
幻想交響曲 Op.14
1.第1楽章:夢、情熱
2.第2楽章:舞踏会
3.第3楽章:野の風景
4.第4楽章:断頭台への行進
5.第5楽章:魔女の夜宴の夢

【CD2】
レリオ、あるいは生への復帰 Op.14bis
1.神よ!私はまだ生きている
2.第1曲:漁師-ゲーテのバラード
3.奇妙にもこの記憶が
4.第2曲:亡霊の合唱
5.おお、シェークスピアよ
6.第3曲:山賊の歌
7.なんと私の魂は
8.第4曲:幸福の歌-賛美歌
9.ああ、私が見つけることができないもの
10.第5曲:エオリアン・ハープ-思い出
11.私は危険な幻想に
12.第6曲:シェイクスピアの「テンペスト」にもとづく幻想曲
13.今日はこれで結構!

【演奏】
フィリップ・ジョルダン(指揮)
ウィーン交響楽団

シリル・デュボワ(テノール)…CD2
フローリアン・センペイ(バリトン)…CD2
イングリッド・マルソナー(ピアノ)…CD2
ジャン=フィリップ・ラフォン(ナレーター)…CD2
ウィーン楽友協会合唱団…CD2
(ヨハネス・プリンツ…合唱指揮)

【録音】
2018年11月10.11日、ウィーン ムジークフェライン 大ホール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年05月31日 00:00