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セルゲイ・ドガディンが第16回チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門で優勝!


#TCH16 - Sergey Dogadin (2nd round)

藤田真央が第2位に入賞し、話題となっている第16回チャイコフスキー国際コンクール。ヴァイオリン部門では、2011年に1位無しの第2位に入賞した経験のあるロシアのセルゲイ・ドガディン(30)が念願の優勝。ロサンゼルス在住でアメリカから出場した金川真弓(かながわ・まゆみ)は4位に入賞しました。

ヴァイオリン部門(ファイナル6名中)

1位 セルゲイ・ドガディン(ロシア)
2位 マルク・ブシュコフ(ベルギー)
3位 キム・ドンヒュン (韓国)
4位 金川真弓 (アメリカ)、アイリン・プリチン(ロシア)
6位 ミラン・アルアシャブ (チェコ)

セルゲイ・ドガディン
1988年、6歳でヴァイオリンを始め、2002年にはヴァシリー・ペトレンコ指揮サンクトペテルブルク・フィルの演奏会でデビュー。これまでに指揮者のゲルギエフ、テミルカーノフ、アシュケナージ、スピヴァコフ、ホーネックと、ピアニストではレオンスカヤ、マツーエフ、トリフォノフらと共演しています。

コンクール歴は下記のように華々しく、今後の国際的な活躍が期待される。
2002年 アンドレア・ポスタッチーニ国際ヴァイオリン・コンクール(Italy) 優勝
2009年 ミュンヘン国際コンクール(Germany) 特別賞
2011年 第14回チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門 第2位(1位無し)
2015年 第9回ヨゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリン・コンクール(Germany) 優勝
2016年 第1回アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクール(China) 第2位
2018年 シンガポール国際ヴァイオリン・コンクール 優勝
2019年 第16回チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門 優勝

CDデビューは2008年にドイツのソロ・ムジカ・レーベルへ録音した『チャイコフスキー/ラフマニノフ/プロコフィエフ/ローゼンブラット:ヴァイオリン作品集』。その後、2016年にメロディア・レーベルにショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を録音(スラドコフスキー指揮『ショスタコーヴィチ:協奏曲全集』の中の1曲)。同年12月にはナクソス・レーベルに『ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ Op.134/24の前奏曲 Op.34』を録音しています。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

セルゲイ・ドガディンのアルバム

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ Op.134/24の前奏曲 Op.34 (2016年録音)

ショスタコーヴィチの「24の前奏曲」はタイトルからわかる通り、ショパンの同名の作品からインスピレーションを受けて作曲されたピアノ独奏曲です。1927年に"ショパン国際ピアノコンクール"に出場したほどの腕前を持つピアニストでもあったショスタコーヴィチにとってこの作品は特別な意味を持つものであり、全曲の初演も完成直後に彼自身が行っています。この曲集をヴァイオリンとピアノ用に編曲を思い立ったのが、「ベートーヴェン弦楽四重奏団」の第1ヴァイオリン奏者で、ショスタコーヴィチの友人でもあったドミトリー・ツィガノフです。彼はまず1937年に4曲、1961年と1963年に15曲を編曲し、軽快で機知に富む魅力的な作品に仕立てました。そして残りの5曲は2000年に女性作曲家アウエルバッハが編曲。全てが揃うことになり、演奏機会も増えています。オイストラフの誕生日のために書かれたソナタは、前奏曲とは対照的な作風を持つ深遠な作品。最終楽章はパッサカリア形式で書かれており、最後は静かに消え入るように終わります。ロシアの名手2人による演奏です。
(ナクソス・ジャパン)

『ショスタコーヴィチ:協奏曲全集』~ヴァイオリン協奏曲第1番(2016年録音)

2016年、ショスタコーヴィチ生誕110年を記念して始動したプロジェクトの第1弾は、「マーラー:交響曲選集」で注目を浴びたスラドコフスキを指揮者に据え、2015年に開催された「チャイコフスキー国際コンクール」の入賞者(ドガディンのみ2011年の入賞者)をソリストに迎えた3枚組の協奏曲全集。交響曲に匹敵するスケールの大きさと、内容の深さを持つこれらの協奏曲を若手演奏家たちの熱気溢れるソロで聴く全集は、ロシアの音楽教育の伝統と実力を示したMelodiyaレーベルの自信作となっています。
(ナクソス・ジャパン)

チャイコフスキー/ラフマニノフ/プロコフィエフ/ローゼンブラット:ヴァイオリン作品集(2008年録音)

ドガディンのCDデビュー盤です。曲目は以下の通り。
【曲目】
チャイコフスキー:
憂鬱なセレナード変ロ短調 Op.26
ワルツ・スケルツォ Op.34
メロディ 変ホ長調 Op.42-3
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-4
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80 *
ローゼンブラット:カルメン幻想曲 #
【演奏】
セルゲイ・ドガディン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・マスロフ(ピアノ)*
アレクサンドル・ローゼンブラット(ピアノ)#

カテゴリ : ニュース

掲載: 2019年06月28日 10:00