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The Cars(ザ・カーズ)のヴォーカル&ギター、リック・オケイセックが逝去

Ric Ocasek(リック・オケイセック)

ザ・カーズのヴォーカル&ギター、リック・オケイセックが、9月15日(日)NYの自宅で逝去した。死因は不明。享年75。

78年に大ヒット・アルバム『錯乱のドライブ』でメジャー・デビューを果たし、続くセカンド・アルバム『キャンディ・オーに捧ぐ』(79年)も立て続けにヒットを飛ばすなど、USロック・シーンに華々しく登場したバンド=ザ・カーズ。『シェイク・イット・アップ』(81年)、『ハートビート・シティ』(84年)といった作品は、80年代ニューウェイヴを象徴することで知られる。『ハートビート・シティ』収録の“ドライヴ”“ユー・マイト・シンク”は、MTV開局に伴ってユニークなMVがバズを巻き起こしバンドを代表するヒットを記録。88年に解散を発表後、2010年にリック・オケイセックを含めたオリジナル・メンバーで活動再開。7作目のオリジナル・アルバム『Move Like This』(2011年)をリリース。ザ・カーズは2018年に〈ロックの殿堂入り〉を果たしている。
リック・オケイセックはプロデューサーとしても、スーサイド、バッド・ブレインズ、ウィーザーの作品を手掛けるなどロック・シーンに重要な足跡を残している。

 

 

 

掲載: 2019年09月17日 15:43