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アレクサンドル・メルニコフのプロコフィエフ録音第2弾!“ピアノ・ソナタ第4番「古い手帳から」、第7番、第9番”

メルニコフ

師匠リヒテルゆかりの作品ばかり。
メルニコフの超絶プロコフィエフ第2弾。

メルニコフのプロコフィエフのソナタ集、レコード芸術誌特選に輝いた第1弾(HMC902202;国内仕様盤KKC-5694)に続く第2弾の登場です。

今回はプロコフィエフのピアノ曲を代表する傑作ソナタ第7番が収められているのに注目。作曲した1939-44年は第2次世界大戦中に疎開先で書かれましたが、メルニコフの祖父母の作曲家ニコライ・チェンベルジとザーラ・レーヴィナも誕生に立ち会っていました。さらにプロコフィエフの指名で1943年1月に世界初演を行なったのはメルニコフの師匠スヴャトスラフ・リヒテル。当時27歳のリヒテルは4日間でこの難曲をマスターし、初演は大成功でした。メルニコフにとって因縁浅からぬ作品と申せましょう。

4番もリヒテルが愛奏したうえ、第9番はリヒテルに献呈され、彼が世界初演した作品。メルニコフの解釈はまさにリヒテル直伝で、近年多い傾向とは一線を画しています。
7番は切れ味鋭い技巧とエネルギーにあふれる演奏が多い中、メルニコフは落ち着いたテンポによる内省的な解釈で、全く新しい作品を聴くような印象の快演です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
プロコフィエフ:
1.ピアノ・ソナタ第4番 ハ短調 Op.29「古い手帳から」
2.ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
3.ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調 Op.103

【演奏】
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

【録音】
2018年8月、2019年1月
テルデックス・スタジオ(ベルリン)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年09月18日 00:00