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Muzz(マズ)|インターポールのフロントマン、ポール・バンクスを中心とするプロジェクトのデビュー・アルバム

Muzz(マズ)

「最終的には、マズの音楽自体が全てを物語っている。俺たちには正真正銘のオーガニックな芸術性のケミストリーがある。俺とジョシュが子供の頃に共有していた音楽の趣味から起因している部分もあるし、俺の友人たちの魂が、音楽を通して俺と共鳴してくれると言うこともある。それは宇宙的な感覚だと思う。」- ポール・バンクス(マズ、インターポール)

新たな3ピースバンド、マズ(Muzz)のデビューアルバム『Muzz』が〈Matador〉からリリース。マズは、インターポールのポール・バンクス、フォークグループのボニー・ライト・ホースマンのメンバーとしても知られるプロデュサーでマルチ奏者のジョシュ・カウフマン、ジョナサン・ファイアーイーターとザ・ウォークメンのドラマーで、フリート・フォクシーズのツアーバンドメンバーでもあるマット・バリックで構成される。

ぐつぐつと煮えるように形成されていったマズだが、彼らによる初のレコーディングは2015年にまで遡る。通常のセッションでは、バンクスかカウフマンが持ち寄ったデモが用いられ、そこに他のメンバーがアイデアを自由に加えていったり、ジャムセッションで生まれたサウンドを新たな骨組みから始める場合もあった。歌詞には3人全員が貢献し、普段1人で歌詞を書いているというバンクスにとっては初の体験だったという。バリックは「歌詞にしてもメロディにしても、ポールがどのようにして曲にアプローチするのかは毎回分からない。だからすごく変わっていて、エキサイティングなんだ。みんなが、他のメンバーのアイデアに対してオープンだ。3という数字はバンドメンバーの人数として非常に良い数字だと思う。俺たちは全ての面においてそれぞれが大きな役割を担っている」と語る。

今回発表されたセルフタイトルのデビューアルバムは、この3人が作曲、アレンジ、演奏を手掛けておりダークでありながらきらびやかで、ソウルフルな作品となっている。マズが今後どの音楽的方向性に行ったとしても、彼らはあたかも簡単に、そして最大限のエモーショナルなパワーとともに新たな音楽を生み出し続けるだろう。

国内盤特典:ボーナストラック追加収録/解説書・歌詞対訳封入


【収録曲】
01. Bad Feeling
02. Evergreen
03. Red Western Sky
04. Patchouli
05. Everything Like It Used To Be
06. Broken Tambourine
07. Knuckleduster
08. Chubby Checker
09. How Many Days
10. Summer Love
11. All Is Dead To Me
12. Trinidad
+ Bonus Track for Japan

Muzz(マズ)

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2020年05月11日 14:43