Dino Saluzzi（ディノ・サルーシ）｜アルゼンチンの偉大なバンドネオン奏者32年ぶりのソロ作品『Alboras』

バンドネオンの巨匠、ディノ・サルーシのソロ・アルバム。

デュオ、トリオからファミリー・バンド、オーケストラまで、様々な編成で高い評価を得てきたアルゼンチンの偉大なバンドネオン奏者ディノ・サルーシだが、ソロの作品はなんと32年ぶり!

初期のソロ・アルバム「Kultrum」と「Andina」は、彼の母アルゼンチン以外での評価を確立したが、2019年2月から6月にかけてブエノスアイレスのSaluzzi Music Studioで録音されたこの作品は、偉大な繊細さを持つ音楽の語り部としてのディノの才能をパワフルに思い出させてくれる。この親密な録音での彼の作品は、初期の思い出にまで遡り、"Don Caye "は "Cayetano Saluzziの作品の変奏曲 "と副題されており、ディノの父への最も感動的な献呈となっている。 バンドネオン奏者は、楽器と演奏者が一体となって呼吸している間の時間の流れに思いを馳せている。

【収録曲】
1. ADIOS MAESTRO KANCHELI 03:56
2. AUSENCIAS 04:58
3. SEGUN ME CUENTA LA VIDA – MILONGA 07:01
4. INTIMO 05:42
5. LA CRUZ DEL SUR (2DA CADENCIA) 07:43
6. ECUYERE 06:19
7. FICCION 04:35
8. DON CAYE – VARIACIONES SOBRE OBRA DE CAYETANO SALUZZI 09:26
9. OFRENDA – TOCATA 11:57

【パーソネル】 Dino Saluzzi (bandoneon)