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WEEKEND JAZZ ~週末ジャズ名盤探訪 Vol.117

タグ : WEEKEND JAZZ

掲載: 2021年02月26日 10:00

チェット・ベイカー『チェット』(1959)

CB

チェット・ベイカー(tp)
ペッパー・アダムス(bs)
ハービー・マン(fl)
ケニー・バレル(g)
ビル・エヴァンス(p)
ポール・チェンバース(b)
コニー・ケイ、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)

1958年12月30日、1959年1月19日、ニューヨークにて録音

曲目(オリジナルLP発売時):
01.アローン・トゥゲザー
02.ハウ・ハイ・ザ・ムーン
03.イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド
04.ティス・オータム
05.イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ
06.セプテンバー・ソング
07.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
08.タイム・オン・マイ・ハンズ
09.あなたと夜と音楽と

【アルバム紹介】
1.チェット・ベイカーのトランペットを前面に出した全曲インストゥルメンタル
2.楽曲はバラード調のスタンダード・ナンバー、チェットのリリカルなプレイが光る
3.参加メンバーは名手ばかり、ピアノにはビル・エヴァンスが参加

前々回リー・モーガン、前回クリフォード・ブラウンと、名トランペッターを続けて取り上げていますが、今回の主人公も名トランペッターです。
50年代、ウェストコースト・ジャズ・シーンで名を馳せたチェット・ベイカーが1959年にリリースしたリヴァーサイド・レーベルでの傑作になります。

以前、『チェット・ベイカー・シングス』(WEEKEND JAZZ ~週末ジャズ名盤探訪 Vol.5)をご紹介したことがありましたが、チェットのヴォーカルの魅力たっぷりのアルバムでした。本作はチェットのトランペットを前面に出した全曲インストゥルメンタルの内容になっています。

楽曲は全曲バラード調のスタンダード・ナンバーばかりで、チェットのリリカルなプレイが光るクワイエットで、ジェントルな解釈を存分に聴くことができます。参加メンバーはバリトン・サックス、フルート、ギターといった楽器が曲によって加わりますが、名手ばかりで、ピアノにはビル・エヴァンスが参加している点も人気の秘密です。

【スタッフのつぶやき:この1曲を必ず聴いて下さい】
ロマンティック・ムード溢れる“ティス・オータム”。

本作で抒情的なチェットのトランペットを堪能するなら、この曲を聴いてみてください。 ヘンリー・ネモが作曲した1941年のナンバーですが、ビッグバンド、ヴォーカル・バージョンなどでも広く知られているスタンダード曲です。
イントロはピル・エバンスのやわらかいハーモニーを基調としたピアノ、そしてウォームでテンダーな雰囲気のトーンでチェットがロマンティックなメロディを吹き始めます。バックには、ペッパー・アダムスのバリトン・サックス、ハービー・マンのアルト・フルートのアンサンブルが、静かでエモーショナルな味わいを醸し出しています。
ソロはトランペット、バリトン・サックスと続きますが、終始クールでスタイリッシュ。
また、このアルバムを聴く前にこのジャケットを見ると、誰もがそこに漂う何とも言えないロマンティックな空気感を感じ、心を持っていかれます。
チェット・ベイカーらしい、ソフィスティケイトされた一作です。

国内盤SHM-CD(一般普及盤)

 

輸入盤LP