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Texas(テキサス)|英国で最も愛されるバンドの一つテキサスの通算10作目となる最新作『HI』がここに登場

Texas(テキサス)『HI』

1989年にデビュー以降、現在まで9枚のスタジオ・アルバムを発表し、アルバム総売上は3500万枚を記録、8枚のアルバムを全英Top 10に、その内3枚の作品を全英No. 1アルバムに送り込み、13曲ものTop 10シングルを生み出す、英国で最も愛されるバンドの一つとして知られるテキサス。フロントを務めるシャーリーン・スピテリは、そのライフスタイルもお手本として羨望の眼差しを集める存在であり、アルバムを発表する毎に様々な音楽スタイルを取り入れながら極上のポップなロックを聴かせ続けてくれる彼女達が、前作『JUMP ON BOARD』より約4年振りとなる通算10作目の最新作『HI』を完成させた!

今年2月にサプライズ公開したテキサスの新曲「Hi」は、1998年に共演したこともあるウータン・クランと再びコラボレートした楽曲で、テキサスらしいソウルフルなポップ・トラックにウータン・クランのラップとシャーリーンの唯一無二の歌声が絡みあう、懐かしくも新しいサウンドを聴かせてくれている。つい先日公開されたばかりの最新曲「Mr Haze」では、ドナ・サマーの曲をサンプリングしたアップリフティングなポップ・サウンドに乗せてシャーリーンののびやかな歌声が響き渡り、スタイルは違えど見事な「テキサス・サウンド」を聴かせてくれている。

この2曲を含む全12曲(デラックス・エディションには2曲のボーナス・トラックを追加した全14曲)を収録したこの最新作『HI』には他にも、リチャード・ハーレイ(元パルプ)と共作した「Dark Fire」や、クレア・グローガンと共演した「Look What You've Done」、そして美しいピアノ・バラード曲「Unbelievable」などが収録されている。

ロックダウンの時期に書き上げられたというこの最新作は、シャーリーンとベーシスト/ギタリストのジョニー・マッケルホンが、存在すら忘れていたという、1997年の全英No. 1アルバム『WHITE ON BLONDE』のレコーディング・セッション時のアウトテイク音源を発見したことがきっかけとなって制作されたアルバムだ。この隠された宝石たちを見つけた時、二人は「ロスト・アルバム」(幻のアルバム)としてこの音源をリリースしようと考えていたのだが、発見した音源を聴いていくうちに過去の自分たちのサウンドに刺激を受けて、新たな創作意欲を掻き立てられたのだという。

シャーリーンは今作に関してこうコメントしている。 「この隠された宝石の数々を見つけた時の興奮と、その音源を聴いたときに蘇ってきた当時の興奮が相まって、思いもしなかったことに新しい曲が浮かんできた。つまり、私たちは自分たち自身に刺激を受けてこのアルバムを作ったってことになるね。(「Unbelievable」について)私たちはあまりバラードっていうのをやってこなかったけど、この曲はずっと心に残っている曲で、歌詞的にはとても個人的でパーソナルな内容のものだけど、サウンドはすごく壮大に仕上がっていると思う」

輸入盤CD


輸入盤LP


【収録曲】
01. Mr Haze
02. Hi (Texas x Wu-Tang Clan)
03. Just Want to Be Liked
04. Unbelievable
05. Moonstar
06. Dark Fire
07. Look What You’ve Done
08. Heaven Knows
09. You Can Call Me
10. Sound of My Voice
11. Falling
12. Hi
13. Had a Hard Day *
14. Had to Leave *
* Deluxe Albumのみ収録の楽曲

掲載: 2021年04月16日 18:07