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特集:テクノ歌謡

クラフトワークやディーヴォらが欧米で発展させた電子音楽を取り入れたロックを、日本にて70年代にYMOやムーンライダーズらが消化して作り上げたテクノポップ。そのテクノポップの要素を取り込んだ歌謡曲がテクノ歌謡。ここでは、そうしたテクノ歌謡作品をいくつか紹介いたします。

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小池玉緒 『TAMAO - Complete Yen Years』


現在入手困難なアルファ/YENレーベル時代の発表音源をコンプリートするコンピレーションCD。正規発売音源に加え、ゲスト参加曲、90年代に『YEN BOX』で発表された音源も収録。ボーナストラックとして、『YEN BOX』特典盤の形で配布されたYMOによる「鏡の中の十月」デモヴァージョンを収録。全玉緒ファンが熱望した夢のアルバムだ。

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宍戸留美 『ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ』


歌手・声優・女優・写真家・キャラクターデザイナー・プロデュース等マルチに活躍している宍戸留美の1990年に発表された記念すべきファーストアルバムを遂に初アナログ盤化!
ほぼ全ての楽曲の作詞をパパイヤ・パラノイアの石嶋由美子が担当し、作曲・編曲を「生福」の福田裕彦が担当した"アイドル冬の時代"に生まれた名盤。

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YMO『浮気なぼくら』

SACD Hybrid


アナログ盤


CD


前作『テクノデリック』発表後、YMOは約1年間の休業期間をとり、各メンバーは歌謡界での楽曲提供やプロデュースに大活躍。休業明けの本作も、化粧品CMタイアップ曲「君に、胸キュン。」をはじめ日本語詞のポップな歌ものを中心にまとめられ、オリコンアルバムランキング1位に返り咲いた。ビル・ネルソン(g/元ビー・バップ・デラックス)がゲスト参加。

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細川ふみえ 『スキスキスー』


「元祖グラビア・アイドル、元祖エレポップ・アイドルとして90年代に人気を集めた"細川ふみえ"のデビューシングル、初のアナログ化!」 作詞・作曲に小西康陽(ex.ピチカート・ファイヴ)、カップリング「ピーチが爆発」の作詞にサエキけんぞう、作曲は沖山優司(ジューシィ・フルーツ)など、'90年代の音楽シーンを担う多彩なクリエイター陣が参加。

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山口美央子 『月姫』

アナログ盤


Blu-spec CD2


1983年3月リリース、サウンド・プロデューサーに土屋昌巳(一風堂)を迎え、"和風シンセ・ポップの名盤"として国内外で評価の高いシンガーソングライター山口美央子(やまぐちみおこ)の 3rdアルバム。

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安田成美 『安田成美 (+5)<タワーレコード限定>』


安田成美のデビュー・アルバムをボーナス追加、新リマスタリングを施し、CD復刻。作詞の松本隆、売野雅勇、作詞で鈴木博文、作編曲で細野晴臣、作曲で鈴木慶一、大村雅朗編曲で萩田光雄、白井良明らが参加。高橋幸宏プロデュースのもと、大村憲司(g)、萩田光雄(key,arr)、岡本郭男(ds)、岡田徹(key)、山田秀俊(key)、芳野藤丸(g)、渡辺直樹(b)、有賀啓雄(b)、矢口博康(sax)....など一流の作家陣とミュージシャンたちが参加。松本隆作詞、細野晴臣作曲のヒット曲「風の谷のナウシカ」(1)収録。そして、そのカラオケ・バージョン(12)、さらにその名コンビ、松本隆作詞、細野晴臣作曲の「銀色のハーモニカ」(11)などをボーナス追加収録。

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伊藤つかさ 『ふしぎの国のつかさ』


伊藤つかさが主役を務めた初舞台ミュージカル『ふしぎの国のアリス』の劇中で歌われたナンバーを含む3rdミニ・アルバムを初CD化!加藤和彦と清水信之の名コンビが贈る短編メルヘン・ファンタジー名作劇場。コーディネーテッド by 牧村憲一。

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藤村美樹 『夢恋人』

アナログ盤


CD


歌謡サイドの細野ワークス最高峰。キャンディーズの”ミキ”こと藤村美樹、唯一となるソロ・アルバム。これが細野晴臣の数ある歌謡曲仕事の最高峰、かつ近年ではバレアリック文脈でも再評価著しい一枚!シングル曲(3)はミュンヘン・ディスコ~モロダー歌謡を披露、さらに冒頭(1)や(4)、エレクトロ歌謡の(5)(7)などなどY.M.O.~ムーン・ライダーズ人脈が総参加、オリエンタルでエキゾなエレクトロ歌謡の決定盤になっています。 (C)新宿店:TANAKAMAN

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真鍋ちえみ 『不思議・少女 (+7)』


"元祖テクノ・アイドル"真鍋ちえみの1982年作品。 スーパーバイザーに細野晴臣、サウンド・プロデュースに清水信之、作詩・作曲に阿久悠、安井かずみ、EPO、大貫妙子、大村憲司、加藤和彦、矢野顕子、プログラマーに松武秀樹という信じられない超豪華布陣により制作されたその内容は、作家陣の実験性がこれでもかと炸裂。この度、2017年最新リマスタリング、さらに細野曲4曲を含むインスト曲が初CD化で、YMOファンはもとより、DJは必携の完全盤となった。 (C)RS

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近田春夫 『天然の美(NATURAL BEAUTY)<タワーレコード限定>』


その鋭い批評性を自らの音楽に反映し、まさに近田春夫でしか作ることのできない、言うならば“メタ歌謡ニューウェイヴ”作。まだ、ティン・パン・アレイ的なスタジオミュージシャン集団としても活動していたYMOは4曲でアレンジを担当、『浮気なぼくら』へつながる“テクノ歌謡”にしあげている。セクシー(セクシャル?)な“歌手”近田春夫のヴォーカルも魅力。

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当山ひとみ 『セクシィ・ロボット』


井田リエ&42nd Street などでも知られるHikaru flash Kanematsu(兼松 光)に見出された沖縄県出身の実力派バイリンガル・シンガー、当山ひとみの5thアルバム。そのHikaru"flash"Kanematsu がプロデュース。Drumulator(E-MU社1983 )使用。椎名和夫(g)、松下 誠(g)、Mike Dunn(b)、難波弘之(key)らの演奏にも注目。

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戸川純 『玉姫様』

アナログ盤


Blu-spec CD2


ゲルニカ活動休止を受け、自己プロデュースで発表したソロ第一作(1984年発表)。女性の生理をテーマにした表題曲の他、「昆虫軍」「隣りの印度人」「蛹化の女」等全編で独自の世界観が横溢。新時代の女性ロック・アイコンとしてのキャラクターを決定づけた。 (C)RS

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シーナ & ザ・ロケッツ 『真空パック』


1979年発売のセカンド・アルバム。YMOとのコラボレートで制作されたロックとテクノの化学反応を試みた先駆的アルバム。来るべき80年代にニューウェイヴの熱い風を巻き起こした、鋼のようなビート魂をラップの下に見ることができる。細野晴臣プロデュース、YMO全面参加。ユーメイドリーム収録。

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大空はるみ 『VIVA』


1972年、別名義Tan Tanとして『愛は面影の中に』でソロデビュー。高中正義やサディスティックスなどのアルバムにボーカル・コーラスとしても参加。1982年、大空はるみとして『はるみのムーンナイトセレナーデ』で再デビュー。『はるみのムーンナイトセレナーデ』に続き、今作も加藤和彦プロデュース。作詞:松本 隆、作曲:細野晴臣による「ラグーン・ホテル」「悪い夏」や「コーヒー・ルンバ」のカバー曲など、全8曲を収録。 (C)RS

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中谷美紀 『食物連鎖』


1996年にリリースされた、坂本龍一プロデュースによるファースト・アルバム。「MIND CIRCUS」「STRANGE PARADISE(Paradise Mix)」を収録。中谷が放つミステリアスな透明感に聴くたびに引き込まれていく。時代を越え、聴きつがれるべき名盤。

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門あさ美 『La Fleur Bleue -青い花-』


名古屋市出身のクール・ビューティーな女性シンガーソングライター。プロデューサーには高橋幸宏を迎えたアルバム。1988年にリリースされた門あさ美の10枚目のアルバム。 前作に引き続き、プロデューサーには高橋幸宏を起用。参加ミュージシャンは高橋幸宏(Dr,Kye,Vo)、小林武史(Key)、大村憲司(G)、小原礼(B)、渡辺等(B)、ラジ(Cho)などが参加の全10曲を収録。<1988年作品> (C)RS

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如月小春 『NEO-PLANT<タワーレコード限定>』


坂本龍一プロデュース・作曲・編曲の“NEO-PLANT”のシングル・ヴァージョンを含む計3verを7"アナログで発売。珍しい33回転。タワレコ限定。坂本龍一『音楽図鑑』などで多用されたフェアライトCMIを駆使、坂本龍一による圧巻のシンセ・リフ、ハイ・テンションな乙女ラップが前衛的なファンク・トラック。如月小春:劇団「NOISE」主宰。作家・演出家としても活動。

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矢野顕子 『ただいま。』

SHM-CD


CD


1981年リリース。前作の『ごはんができたよ』から、わずか7カ月後にリリースされた通算5枚目のスタジオ・アルバム。矢野顕子・糸井重里コンビによる初めての楽曲でもあるヒット・シングル「春咲小紅」を収録。

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遠藤賢司 『宇宙防衛軍』


2017年10月25日、惜しくもこの世を去った純音楽家・遠藤賢司の追悼企画。本作は、1980年に四人囃子の他に土屋昌巳等が参加した作品。『宇宙防衛軍放送局』の番組というSF的な世界観で、テクノ、パンク、演歌、ハード・ロック、クラシック、ムード歌謡、フォークなどあらゆる要素を取り入れ、「哀愁の東京タワー」では平山みきとのデュエットも。 (C)RS

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板倉文 『老人Z サウンドトラック 30th Anniversary CD』


大友克洋、江口寿史、北久保弘之のタッグによって製作された傑作SFアニメーション映画『老人Z』。1991年9月に公開され、その年の毎日映画コンクールでアニメーション映画賞を受賞するなど高い評価を受け、現在でも国内外で根強い人気を誇る同映画の公開から今年30周年となるのを記念して、現在廃盤で入手困難となっているサウンドトラック盤を最新リマスタリング/高品質Blu-spec CD2仕様で再発売。音楽担当はチャクラ、キリング・タイム等の個性派バンドを率いてきた奇才・板倉文。インダストリアル・テクノ、エスニック、現代音楽等、多様な要素を含んだ劇伴に時に大胆な加工・編集を施したサントラ盤は映画から独立した魅力を放っている。エンディングの主題歌を歌うのはチャクラ時代からの盟友・小川美潮。付属ブックレットには大友克洋/江口寿史/北久保弘之/板倉文の最新インタビューを掲載し、資料的価値も極めて高い『老人Z』フリーク必携の決定盤! (C)RS

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南佳孝 『MONTAGE』


南佳孝の名盤をBlu-spec CD2で復刻。本作は1980年にリリースされた、Y.M.O.のメンバーとのコラボレーションによるアルバム。デジタル・サウンドの集大成的な作品でありながら、ポップスからタンゴまで幅広いジャンルを歌い上げた一枚。 (C)RS

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小池玉緒 『鏡の中の十月』


YMOが全面バックアップした和製フレンチ・テクノの超レア盤、待望の7インチ復刻!作曲と編曲をYMO(細野晴臣・坂本龍一・高橋幸宏)が手がけたフレンチ・テクノ風チューン。B面は同曲のフランス語ヴァージョン(別演奏)。

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平山みき 『EMISSION』


平山みきセルフ・プロデュースによる作品。前半と後半では、作家人は勿論、バックミュージシャン、レコーディングエンジニアまでもちがう手の込みよう。前半は、作詞に秋元康、作曲に筒美京平、編曲を佐久間正英、鷺巣詩郎が担当。後半では、前作に引き続き窪田晴男が大きく貢献。窪田晴男率いるバンドHOUSE HASBANDの演奏によるスタジオライブ。後光が射したジャケットやタイトルどおり、平山みきの才能が充分に発揮、発散された名作!

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大野松雄 『鉄腕アトム・音の世界』


1963年~1966年に制作されたTVアニメ『鉄腕アトム』の効果音を集めたアルバム。アトムの足音や飛ぶ音からギャグ・サウンドまで、電子音響作家、大野松雄によるサウンドを収録。発見されたオリジナル・マスターテープから復刻しCD化。 (C)RS

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CDレコ

掲載: 2023年06月29日 14:00

更新: 2023年09月28日 13:00