米津玄師が逆オファー!?著名人も大絶賛のフィギュアスケート漫画「メダリスト」の魅力
2025年1月より放送されているTVアニメが大好評の、つるまいかだによる漫画「メダリスト」。アイスダンスで全日本選手権にも出場した明浦路司と小学5年生でスケート未経験の主人公・結束いのりが、コーチ・選手として協力しながらフィギュアスケートに向き合う物語だ。著名人含め、数多くの読者を魅了する「メダリスト」。その魅力について探ってみたい。
●著名人も絶賛する漫画「メダリスト」
作者のつるまいかだは、この「メダリスト」がデビュー作。同作で「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門で第1位、第68回「小学館漫画賞」一般向け部門を受賞して一気に話題となった。
本作の魅力はなんといってもハイクオリティな作画。競技自体が非常に繊細で、漫画での表現が難しいと思われるフィギュアスケートを見事に描いているのだ。また登場人物たちの成長や葛藤を描いたヒューマンドラマとしても完成度が高く、多くの読者の感動を呼んでいる。
今回のアニメで主人公・いのり役に抜擢されたのは声優の春瀬なつみ。つるまいかだは「メダリスト」連載前の2018年の時点で「私もいつかアニメ化するようなフィギュアスケート漫画を描いて春瀬なつみさんに主役をやってもらいたい」と自身のXに投稿しており、実際にその夢がかなったことも話題になった。
一方、春瀬の方も自身のインスタグラムで「私はこの漫画の大ファンで、第1話が連載された日から毎月、アフタヌーンの発売日に買って読んでいます」と語っている。本作には他にも有名人のファンが多く、フィギュアスケーターの高橋大輔も春瀬との対談で「1話からうるうるしてしまい、けっこう泣きました」と話すなど実際の選手からも絶賛された。
アニメの主題歌を歌っている米津玄師も本作の大ファンで、「アニメ化するという情報を見かけ、できることなら曲を作らせて頂けないだろうか、と打診した」と、逆オファーをかけたことを主題歌決定時のコメントで明かしている。併せて「とにかく素晴らしい漫画なので全人類読んでください」ともコメントした。
主題歌『BOW AND ARROW』は、「メダリスト」の世界観を比喩表現を用いながら描いた名曲。BOW AND ARROW(弓矢)は主人公・いのりとコーチ・司との関係の例えであり、秀逸な比喩だと話題を集めた。
本作はプロフィギュアスケーターの鈴木明子がアニメの振り付けを担当するなど、かなり気合いの入った作品。大好評のアニメとともに、つるまいかだの情熱が注ぎ込まれた原作もぜひチェックしてほしい。