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“孤高のカルト芸人”永野の魅力に迫る「僕はロックなんか聴いてきた~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~」

「ゴッホより、普通に、ラッセンが好き~」と歌いながら踊るネタで大ブレイクを果たした芸人・永野。現在は唯一無二ともいえる独特なキャラを活かし、バラエティ番組はもちろん、ラジオやYouTubeでも活躍している。

永野は元々毒舌が得意で、歯に衣着せぬトークで周りをバンバン切り込んでいく様は、番組終了後に話題になるほど。3月7日には永野が50歳の節目に、3日間にわたってフィンランドを訪れる様子に密着した長編ドキュメンタリー番組「永野、フィンランドでキレる」が配信で公開されることも決定している。

●独自のキャラの根底にはロック魂が宿っていた

「孤高のカルト芸人」の異名を持つ永野は芸能界にもファンが多く、元AKB48の小嶋陽菜は「永野さんの一番のファン」だと公言したり、俳優・斎藤工は永野がブレイクする前から注目していたという。

実際に永野自身も「斎藤工がきっかけで“ラッセン”のネタでブレイクしたと言っても過言ではない」と語っており、お互いがお互いをリスペクトしあう関係のようだ。また、ベッキーは永野を自身の「希望の光」と話していたりと、かなり永野の人気が高いことがわかるのではないだろうか。

実はカルチャーにもかなり造詣が深い永野。自身のYouTubeチャンネルでは『稲村ジェーン』や『グッドフェローズ』、『パルプ・フィクション』などの映像作品や、「サザンオールスターズ」「BUCK-TICK」「男闘呼組」などの音楽作品が好きだと公言している。また、兄の影響で13歳から洋楽を聞き始めたそうで、「U2」から入り、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」や「ニルヴァーナ」、「メタリカ」なども愛好しているとのことだ。

そんな永野の音楽遍歴を語った著書「僕はロックなんか聴いてきた~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~」には、永野が“洋楽やロックに目覚めたきっかけ”や“ロックへの愛”がたくさん詰め込まれている。独断と偏見だけで好きに語っている“永野らしい”本書を読んで、様々なバンドに触れてみてはいかがだろうか。

タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年03月18日 12:06

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