THE WEEKND（ザ・ウィークエンド）、初来日公演で米津玄師と共演

R&B界のスーパースター THE WEEKNDが、12月18日に自身初となる来日公演を幕張メッセにて開催。初の来日公演にして幕張メッセという大舞台をひと目見ようと、会場には多くのファンが詰めかけそのパフォーマンスにファンが熱狂した。

この日は、THE WEEKNDの出番に先立ち、米津玄師がスペシャル・ゲストとして登場。CMの話題曲“Flamingo”で一気に会場を魅きつけると、アップの曲で熱をあげていき、色彩豊かな映像演出を背負った“春雷”を挟み、MCで「チケットを買って来ようと思ったのに、ここに立つことになるという不思議なことになっていて、続けていると本当にいいことがあるなぁという。世界的なアーティスト、THE WEEKNDのライヴにお邪魔させてもらえるというのは、これ以上ない光栄なことだと思うので、あと数曲精一杯やって帰るのでお付き合いいただけたらと思います。」と、THE WEEKNDへのリスペクトを語った。

後半“Moonlight”、“fogbound”といったR&B、トラップの曲調で会場のムードを妖艶なまでに変えていき、最後に2018年を象徴する楽曲となった“Lemon”を熱唱し、バトンを繋いだ。

会場が暗転し、無数のライトに照らされたステージにTHE WEEKNDが登場すると、待ちに待ったその姿にこの日一番の歓声が上がる。記念すべき日本初ライヴは、映画『ブラックパンサー』にも使用された“Pray For Me”で幕を開け、その後も“Starboy”、“Can't Feel My Face”など、この来日を記念してリリースされた『ザ・ウィークエンド・イン・ジャパン(シングルス・コレクション)』にも収録されている代表曲を連打して会場を揺らし、時に大きなシンガロングを巻き起こしていった。

ステージを所狭しと動き回りながら、時折「ジャパン！」、「トウキョー！」とシャウトして会場を煽り、終始観客を熱狂させる世界基準のパフォーマンスを繰り広げるTHE WEEKND。“Wasted Time”では「without you」という歌詞を「without you Tokyo」とアレンジするなど、随所に日本への愛が織り込まれたステージを展開し、「Michael Jacksonの再来」とも称されたその美しい歌声とパフォーマンスで幕張の夜を彩る。最後は“The Hills”で締めくくり、記念すべき初来日公演を終えた。