三浦大知、全国29会場39公演を巡るライヴ・ツアー完走。13,000人動員したファイナル大阪城ホール公演を映像作品としてリリースも

三浦大知が2018年9月22日よりスタートした全国ホール・ツアー「DAICHI MIURA LIVE TOUR 2018-2019 ONE END」の追加公演として、マリンメッセ福岡、日本武道館、大阪城ホールで全5公演を開催。昨日3月13日、そのファイナル公演が大阪城ホールにて行われた。

まず会場に入ってすぐに訪れた観客を驚かせたのは、中央に構える360°が客席に囲まれた巨大なセンター・ステージ。三浦大知のライヴ史上初となるこの試みに、開演前からますます期待が高まる。

この日は2年連続、自身2度目となる「日本レコード大賞」優秀作品賞を受賞した“Be Myself”から幕を開けた。曲の後半ではステージを囲っていたスクリーンが振り落とされ、華麗なターンで魅せながら三浦大知が「ONE ENDツアーへようこそ！」と観客を煽ると、この日最初の大きな歓声が上がった。

2018年にホール・ツアーとしてスタートし、追加公演として規模を拡大して行われたマリンメッセ福岡公演、日本武道館公演でも、セクシーなパフォーマンスで人気が高かった“FEVER”、名バラード“ふれあうだけで　～Always with you～”などがセットリストに新たに追加され、さらに期待値が高まっていく。

“世界”では、これまでの激しいダンスとヴォーカル・パフォーマンスとは打って変わって、アコースティック・ギター1本で静かに熱く歌い上げ、ダンスだけではないヴォーカリストとしての魅力もまた感じさせた。

ホール・ツアー内でメドレーとして披露されていたパートでは、メドレーとは異なるある楽曲をパフォーマンス。このスペシャルなパフォーマンスは今アリーナ公演に訪れた観客たちだけのものとして行われた。

そのあと後半戦に突入し、“Cry & Fight”、“飛行船”、“Black Hole”と360°のセンター・ステージを複雑なダンス・フォーメーションで縦横無尽に駆け巡り、昨年12月にリリースされた映画『ドラゴンボール超 ブロリー』主題歌の“Blizzard”が披露されると、ファンもステージもボルテージは最高潮に。続く“music”、“Darkest Before Dawn”では13,000人の歓声で会場と一体となり、本人がMC内で語ったこのツアーに込めた思いである、「お互いのONE END（一端）」がしっかりと結びつき音楽でひとつになった瞬間だった。

アリーナでの追加5公演を含めると、全国29会場39公演で自身最多の公演数となった本ツアー。さらに動員数も自身最多の約12万6,000人を記録した。

なお、この日のライヴの模様を収録したライヴDVD／Blu-rayも近日リリースされるようだ。詳細は後日発表とのことなので、速報を楽しみにしよう。

■セットリスト
～OPENING SE～
01. Be Myself
02. Unlock
03. 硝子壜
04. Inside Your Head
05. (RE)PLAY
06. Perfect Day Off
07. FEVER
08. Can You See Our Flag Wavin' In The Sky？
09. Breathless
10. ふれあうだけで　～Always with you～
11. 世界
12. （カバー・コーナー）
13. DIVE!
14. Cry & Fight
15. 飛行船
16. Black Hole
17. Blizzard
18. EXCITE
19. music
20. Darkest Before Dawn
～ENCORE～
EN01. Anchor
EN02. Touch Me