遠藤ミチロウが膵臓がんのため逝去。享年68歳
遠藤ミチロウが、先月4月25日に膵臓がんのため亡くなっていたことが明らかになった。享年68歳。
遠藤は、昨年8月に膵臓がんと診断され同年10月に手術を受けていたことを公式サイトで発表。その後は闘病を続けていた。葬儀は、本人の意向により近親者のみで執り行われており、後日、音楽葬を行う予定とのこと。
遠藤は1980年にパンク・バンド ザ・スターリンを結成。1stアルバム『トラッシュ』は自主制作盤としては破格の売り上げを記録した。1982年に『STOP JAP』でメジャー・デビュー、破天荒なライヴ・パフォーマンスや歌詞を含めた言動が注目を集めていた。
ザ・スターリン解散後は、ソロ活動やパラノイア・スター、ビデオ・スターリンといったバンドで活躍。また、福島県出身の遠藤は、東日本大震災以降、大友良英や詩人の和合亮一らを中心に「プロジェクトFUKUSHIMA!」を立ち上げ、福島で音楽フェスを行うなど復興支援に努めていた。
今回の訃報を受けて多くの著名人がSNSでコメントを発表している。
ミチロウさん
— KenKen (@kenken_RIZE) 2019年4月30日
あなたは本当にカッコよかった。
そして、本当に優しかった。
俺はスターリンのベースだった事、ずっと自慢するよ。 pic.twitter.com/vktRORPzaE
遠藤ミチロウさんが亡くなった。
— Kyoji Yamamoto(山本恭司) (@KyojiTWJ) 2019年4月30日
70年代に対バンした時は噂通り楽屋には物凄い物が用意されていてライブ中それを客席に投げ入れたりしていた。
ずっと怖い人だと思っていたら腰の低いとても優しい人だった。最後に会ったのはエンケンさんの入院先の病院のロビーでだった。叫ぶ詩人の死、とても残念だ。 pic.twitter.com/OrWq4uMq7a
昭和から平成の世を生涯現役で叫び続けたミチロウさん。衝撃とともに俺がTHE STALINと出会ったのが四半世紀ほど前。直接お会いできたのはこの1回だけになってしまいましたが、この日は俺の宝物です。吐き気がするほどロマンチックなパンクロックマイスター 遠藤ミチロウ。仰げば尊し。byダイスケはん pic.twitter.com/o45EjYvQfg
— マキシマム ザ ホルモン (@MTH_OFFICIAL) 2019年5月1日
遠藤ミチロウがいなければ上田剛士は無かった。そうハッキリと言える。自分にとってミチロウさんはそういう存在。ミチロウさんに巡り会えて僕の人生は全く別のものに変わったんだ。
— AA= / 上田剛士 Official (@_aaequal) 2019年5月1日
ミチロウさん、本当にありがとうございました。(Takeshi)
心よりご冥福をお祈りいたします。
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2019年05月02日 12:56