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10-FEET、バンド史上最大級の野外ワンマン・ライヴを完遂。7月24日リリースの新曲“ハローフィクサー”含む全33曲披露

10-FEET

京都在住の3ピース・ロック・バンド 10-FEETが、バンド史上最大級の野外ワンマン・ライヴとして「10-FEET野外ワンマンライブ2019 in 稲佐山」を昨日5月19日に開催した。

このライヴの会場である長崎市稲佐山公園は、10-FEETが2001年に初めて出演し、2006年に初めてトリを務めた野外ロック・フェスである、FM長崎が主催するイベント「Sky Jamboree」の開催地であり、メンバーのTAKUMA(Vo/Gt)、NAOKI(Ba/Vo)、KOUICHI(Dr/Cho)にとっても特別な想いと感謝がある場所だ。その想いを共有すべく、約10,000人のファンが長崎そして九州のみならず全国から集うこととなった。バンドのキャリアの長さゆえに、場内には多数の親子連れの姿も見られた。

誰もが待ちわびたこの日のワンマン・ライヴ。しかしそのライヴの前にサプライズが投下された。それはシングルのリリースとツアーの発表。そしてこのあと繰り広げられるワンマン・ライヴの映像がDVDとして付属されるというのだ。ただでさえテンションが高まっていたファンは、その上がりきったテンションをどこに向ければいいのか? そんななかいよいよ開演時間がやってきた。

FM長崎のDJ YUYAが10-FEETと稲佐山の関わりについて説明するなどして会場を温めると、場内のヴィジョンにてカウントダウン、そして恒例のSEが鳴ると客席には数えきれないほどの10-FEETタオルが掲げられた。ライヴは、タッピングのイントロで始まる“火とリズム”からスタートし、怒号のような声が響き渡る。今までに10-FEETのライヴでここまで大きな歓声を聞いたことがあっただろうか? この日のファンの期待値がひしひしと伝わってきた。立て続けに“STONE COLD BREAK”へと雪崩れこみ、最前ブロックは早くもモッシュの渦、無数のダイバーが押し寄せた。古くからのファンには嬉しい、1stアルバム『springman』(2002年リリース)収録の“EVERY”をはさみ、“JUNGLES”ではクラウド・サーファーが続出、そのあとのMCでTAKUMAが「こんなにたくさん集まってくれてありがとう!」と感謝の意を伝えるとともに、「お知らせがあります」と、「前に落ちてきたダイバーのポケットから納豆巻きが落ちてきた」という目撃談を話すと、実際に落ちたシーチキンマヨネーズ巻きがその手元に回収され、奇跡的且つ幸先のいいスタートとなった。

「シーチキンマヨネーズ巻きでハードル上がり過ぎたから俺らだけじゃ無理だ。誰か助けて~!」と、“super stomper”でフィーチャリング・ゲストとしてMAN WITH A MISSIONのTokyo Tanaka(Vo)、Jean-Ken Johnny(Gt/Vo/Raps)を呼び込んだ。さらに“2%”や“1 size FITS ALL”、“Freedom”といったアッパー・チューンが続き、場内はジャンプの嵐となった。次に東京スカパラダイスオーケストラからNARGO(Tp)、北原雅彦(Tb)、GAMO(T.Sax)、谷中敦(B.Sax)の「スカパラ・ホーンズ」が登場してアルバム『Fin』収録の脱力チューン“HONE SKA”と、“hammer ska”で共演、バンド史上最大のワンマン・ライヴに祝祭ムードを添えた。

また、今回は事前に「演奏してほしい曲」のリクエストを募っていたが、「一番リクエストが多かった」という“ライオン”が披露された。さらに、通常ならアンコールでKOUICHIが歌う“TRUE LOVE”を、「たくさん集まってくれたお客さんに感謝を込めて」本編内で歌った。続いて“goes on”が始まるとモッシュピットへと一気に人が雪崩れこみ、中盤では10,000人が一斉にジャンプ、“AND HUG”では京都の盟友ROTTENGRAFFTYのNOBUYA(Vo)とN∀OKI(Vo)が登場した。さらにシングル『1sec.』カップリング曲の“SEASIDE CHAIR”、やシングル『HEY!』カップリングの“SEE YOU”といった、普段のワンマン・ライヴでもなかなかやらない超レア曲も披露され、ファンを喜ばせた。“RIVER”では、もはや鉄板のゲストとも言えるKj(from Dragon Ash)が登場、無数のスマートフォンの光が稲佐山の斜面を白く染めあげた。さらに“VIBES BY VIBES”と続けると、「今日はアンコールの時間も繋げてこのままやるから」と言って、万雷の拍手が沸き起こる“ヒトリセカイ”を畳み掛け、さらに7月24日にリリースすることが発表されたばかりの新曲“ハローフィクサー”を初めて披露、ファンにとっては嬉しいサプライズ・プレゼントとなった。さらに“その向こうへ”で、ふたたびROTTENGRAFFTYのNOBUYAとN∀OKIが登場、客席はカオスの渦と化した。最後は、無数のタオルが空に舞った“CHERRY BLOSSOM”で締めたかと思いきや、「お前らすごいからオマケ!」と言って急遽“back to the sunset”を追加、全33曲約3時間におよぶライヴを締めた。

なお、公演を終えた10-FEETからコメントも届いている。

 

ライブ中ずっと嬉しかったです。あんなにたくさん来てくれると思ってなかったので、ずっと嬉しい気持ちが溢れてました。嬉しがってる場合じゃないなと途中でハッとして、来てくれたみんなの気持ちに応えるには、『嬉しい』とか『たくさん来てくれた』ということも忘れるぐらいに一心不乱にライブをやることだなと思って、どんどんどんどん気持ちが燃え上がっていきました。それもみんなが来てくれなかったら生まれなかった気持ちだったので、振り返ってみて、そういう気持ちにさせてくれる環境を作ってくれたお客さんとスタッフに対して、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!

―― TAKUMA(Vo/Gt)

 

いちばんびっくりしたのは、本番直前までガチガチに緊張してたのに、(ステージに)出ていった瞬間にフワッと体が軽くなる感覚があって、お客さんの独特の空気感のなかで、ずーっと幸せな気持ちで最後まで、時間もすごく短く感じるぐらい楽しかったです。皆さん集まってくださってありがとうございました。本番中は雨も降らなくて良かったね。ありがとう!

―― NAOKI(Ba/Vo)

 

みんな来てくれてありがとうございました!!また夏会いましょう!!!

―― KOUICHI(Dr/Cho)

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▼イベント情報
「京都大作戦2019 ~倍返しです!喰らいな祭~」
6月29日(土)、6月30日(日)、7月6日(土)、7月7日(日)
会場:京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
OPEN 9:30 / START 11:00 / END 20:00予定
[出演アーティスト]※五十音順/出演順未定
6月29日(土)
■源氏ノ舞台
ORANGE RANGE / 四星球 / 10-FEET / 東京スカパラダイスオーケストラ / BRAHMAN / マキシマム ザ ホルモン / ヤバイTシャツ屋さん / ROTTENGRAFFTY
■牛若ノ舞台
ENTH / G-FREAK FACTORY / SHIMA / SHANK / Track's / ハルカミライ / FIVE NEW OLD

6月30日(日)
■源氏ノ舞台
ACIDMAN / クリープハイプ / Ken Yokoyama / dustbox / Dizzy Sunfist / 10-FEET / Dragon Ash / WANIMA
■牛若ノ舞台
THE冠 / Survive Said The Prophet / SIX LOUNGE / NAMBA69 / HAWAIIAN6 / Hump Back / FOMARE

7月6日(土)
■源氏ノ舞台
ウルフルズ / キュウソネコカミ / GLIM SPANKY / The BONEZ / SUPER BEAVER / 10-FEET / Dragon Ash / MAN WITH A MISSION
■牛若ノ舞台
EGG BRAIN / KOTORI / THE FOREVER YOUNG / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / BUZZ THE BEARS / Five State Drive / HOTSQUALL

7月7日(日)
■源氏ノ舞台
サンボマスター / SiM / dustbox / 10-FEET / BEGIN / 04 Limited Sazabys / HEY-SMITH / My Hair is Bad
■牛若ノ舞台
WOMCADOLE / Age Factory / KUZIRA / GOOD4NOTHING / Crystal Lake / J-REXXX / LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS

[鞍馬ノ間]
各週全8チームによる、バスケットボールのトーナメント大会
6月29日(土)、30日(日)
大阪籠球会 / O.R.K. / ALLBLUE / TEAM AKTR / TEAM-S / ちきゅう / HIGH WEST BALLERS / FRONTOOTH
7月6日(土)、7日(日)
大阪籠球会 / O.R.K. / ALLBLUE / SOMECITY OSAKA / TABASCO / TEAM COLLEGE / TEAM NICK / 9 STATES

[チケット]
1日券 各6,400円 / 前2日券 12,400円 / 後2日券 12,400円 / 4日通し券 24,400円
※全自由(整理番号無し)
※小学生以上有料/未就学児童は保護者同伴の場合無料
※表示金額は税別価格となります。
※ チケットはICカードによる入場、顔認証あり

■特設サイト:http://kyoto-daisakusen.kyoto/19/

カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2019年05月20日 14:57

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